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ランニングのことを書き始める

 「走ろう」と思い立ったのは50歳の時。電車の中でスマホを落としてしまい、大宮まで取りに行った帰りに、ふと「家まで走って帰れるんじゃね?」と思ったのが始まりだった。
 大宮駅は広すぎて、もう一度改札まで行くのが面倒くさかったのだ。
 それと、無事戻ってきたIphoneにはGPSがついていて(おかげで戻ってきたのだ)、家までの距離とか地図が表示されることを、今さら知ったのである。
 北浦和の家まで4キロ強。記憶ではキロ8分台、35分くらいで完走したと思う。年の瀬の寒い時期だったが、ふつうの格好だったので汗びっしょりになった。
 ああ、それから5年もたったか。
 最初の3年は記録も伸び、2019年の「さいたま国際」では3時間10分を切った。たいへん厳しいコースという評判だったので、「コース次第ではワンチャン、サブ3いけるんじゃね?」と妄想を抱いた。
 その後の2年はまったく苦しい。先日の長野マラソン(2022年4月)では妥協的な目標の3時間半にも届かず、3時間39分59秒だった(最後にダッシュして、なんとかグロスタイムで40分を切った)。
 このまま終わってしまうのは嫌だ。いちどは頭をよぎった「サブ3」を、噓でもいいから達成したい。
 噓じゃだめか。
 怠惰ゆえ毎日走るのが難しい。そんな自分にむち打ち、加齢にあらがうため、こうして記録を残し、こっそり公開することにした。
 ちなみにきょう(4月25日)は、左足アキレス腱の周囲炎がぶり返しているので、大事をとってお休み。←初日から言い訳
 こんな感じで、折に触れ書いていきます。

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