私の家の玄関には、びっくりするくらい大きなシャンデリアがあります。

家を建てたとき、このキラキラしたシャンデリアが我が家の一員になりました。

電気をつけると、玄関がパッと明るくなって、とても綺麗なんです。

来てくれたお友達も「わぁ、素敵！」って言ってくれて、私も気に入っていました。

このシャンデリアは、おばあちゃんの家に昔からあったものなんです。


おばあちゃん家の応接間にかかっていて、

子供の頃の私はそれがとっても豪華で、その部屋が大好きでした。

おばあちゃんは、私が結婚する少し前に亡くなってしまいました。

その後、おばあちゃんの家は誰も住まなくなって、弟がおばあちゃんの家をリフォームして住むことになったんです。

そのとき、シャンデリアをどうしようかって話になって、

私はおばあちゃんの思い出を守りたくて、新しい家に持ってきました。

でも、最近、シャンデリアがちょっと傾いてしまって…

なぜかはよくわからないけど、

旦那さんが「昔のガラスが割れて、新しいのに変えたから、それが合わなくて傾いたのかもね」と言っていました。

最近は、地震も多いし、もし子供がいるときに落ちたら大変だから…
という理由で、悲しいけど処分することにしました。

おばあちゃんのシャンデリアを手放すのはすごく悲しいので、この話を文章にして、写真と一緒に残すことにしました。

そうすれば、おばあちゃんのシャンデリアとの思い出をずっと忘れずにいられるかなって…。

ありがとう、おばあちゃんのシャンデリア。

私たち家族をいつも見守ってくれて、本当にありがとう。


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