ルナノナミダとは何か、その概要について

どうも。
ととこと申します。

インターネットで絵を描いたり、
VRChatで雑談したり写真撮ったりする人です。

突然ですけどみなさん、世界って欲しくないですか?
私はまあまあ欲しいですけど、流石に自分と同じレイヤーの人たちを管理するのは難しいです。

ので、幼い私は考えました。
頭の中に世界を作ろうと。

それこそがルナノナミダの原案でした。
ルナノナミダは私の頭の中に作り出した私だけの世界でした。

元々は白と黒という世界を旅する少年二人の物語でした。
白は死という境界線が曖昧な世界で生まれ育ち、
それに疑いはありませんでした。

そんな中、白の世界が揺るがされる大きな出来事が二つありました。
妹の死と、死の概念が確固として存在する従兄弟との邂逅でした。

そして彼は狭い世界から抜け出し様々な概念を持つ世界を旅することになります。
黒も異なる概念を持った世界の住人の一人です。

そして彼らは世界を知ると同時に自分の輪郭を知っていくのです。

その時に旅した世界の一つがルナノナミダです。

ルナノナミダはソラという絶対存在が管理するユートピアそのものでした。
世界は一冊の本に描かれた物語によって運営され、
その道を外れることはありませんでした。

ただ一つ誤算だったのはソラが人の心を持ってしまったことでした。
人の心を持ったソラは永久にも感じる世界の管理に耐えられませんでした。
耐えられなくなったソラは自身を幾つもの本のページと雫に変換し、世界に降り注ぎました。
そして、その雫の一滴が世界に存在する傀儡の一人、ルナの口に入りました。

そしてその瞬間、世界はユートピアから自立思考する世界へと姿を変えたのでした。

これがルナノナミダの始まりであり、神話です。
ルナノナミダとは私の世界の一つであり、
物語でもあるのです。

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