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オーストラリアの選挙事情

こんにちは、こんばんは!
オーストラリアのケアンズでワーホリ生活をしている、ルナです。

今日、いつものように友人とモーニングしに行ったんですが、そこで選挙の話になりまして。
日本との違いに驚いたので、忘れないうちに書いておこうかなと。

投票日は必ず土曜日らしく、今日がまさに投票日。
色んな国の友人たちとモーニングしながら、今日なにするの~?なんて話をしていると、そこにいたオーストラリア国籍をもつ友人たちは皆、口を揃えて「今日は投票行かなきゃ」と。

そういえばアメリカに住んでいた頃、私が通っていた小学校でも給食を食べながら「オバマとマケインどっち派?」なんて会話をしていたことがあったな。小学生でも選挙に興味を持ち、ちゃんと自分事として捉えていました。

しかし、恥ずかしながら日本で私は友人と投票の話をすることなどあまりなく、正直立候補者の顔や名前を知らないことも多々ありました。
その違いって何だろう?

投票率90%以上の国、オーストラリア

投票しないと罰金!

オーストラリアでは1924年から投票は国民の義務とされ、投票しないと罰金(20AUD)が科せられます。それ以来投票率は90%を下回ったことがないそう。
投票しないと罰金が科せられるなんて驚きでしたが、そのお陰で投票に行く人が増えるのはいいのかな?でも、選挙に興味のない人たちが「この人の顔が好きだから」等、いい加減な理由で候補者を選んでしまう人も多くいるんだそう。そのせいで投票結果が変わってしまうというマイナスな面も。
空白で出してもOKだそうなので、適当に投票するくらいなら空白で出してくれたらいいのに、とJacobが言っていました。たしかに。

デモクラシーソーセージ

選挙に行くと色んな屋台が並んでいて、色々な食べ物やスイーツが売られているそう。中でも "Democracy Sausage" という、焼いたソーセージをパンにのせた物がもらえるので、それを楽しみに選挙へ行く人も多いらしい。
投票率の高さはソーセージにも影響されているかもしれない!

「社会は変えることができる」

投票率を上げようとするのも良いけど、投票率を上げることが大事というより、社会は自分たちで変えることができるという実感が大事。実際、私の一票くらいで本当に結果が変わるのかも分からないし、そもそも政策が難しくて何が違うか分からなかったり。

より多くの意見が反映される社会を作っていけたらいいな。

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