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仕事終わりの帰り道はエモい

どうも、るのです。
残業の常態化に焦りと憤りを感じる今日この頃です。

残業の有無にかかわらず、仕事帰りって疲れが出ますよね。
電車の中でぐったりしたり、帰宅してすぐにばたんきゅーしたり…
ほんとにみなさん、お疲れ様でございます🙇‍♀

でも私は仕事終わりの帰り道を、俗っぽい表現でいうと「エモいなあ」と感じる瞬間があります。

夕方や夜といった時間帯が醸し出すどことなく幻想的な雰囲気、帰ったらまったりするぞーというわくわく感、疲れて気怠い感じもどこか心地よかったり…私だけかな?

今まで経験した帰り道でいうと、大学時代やっていた軽作業系派遣バイトの帰り道は最高にエモかった。

勤務場所への通り道は、高層の建物が多く立ち並ぶ真っ直ぐで長い大通りのような道。最寄駅までは結構歩かされましたが、散歩好きな私には苦ではなかったです。

22時過ぎの街は人もまばらでどことなく冷たく怖い雰囲気ですが、そんな中を一人で帰るという背徳感に近い感情で私のテンションはぶち上がってました…
夜に合う音楽も聴きながら、その曲の主人公気取りで帰ってましたね。日常をドラマに(?)していました。

なかでも最高だったのは、その勤務場所に近くに海があったこと!潮風に吹かれるの、めちゃくちゃ心地よかったあ…

夜に見る海は、まだ明るい時間帯に見た海とは別の顔を見せてくれます。真っ黒で飲み込まれそうなのに、どことなく惹かれてしまう。

水平線の向こうに行ってみたいなんて、有名な童謡みたいなことも考えてましたし、バイト前に見たときよりも潮が引いてる・満ちてるというのが分かったりもしました。
潮が満ちているときには見えなかった岩が見えたとき、地球の神秘を感じたものです。

そんなスケールの大きなことばかりでなく、日常の小さなことももちろん考えてましたよ。何のアイスを買って帰ろうか、駅に入ってから階段使うのが面倒だな、明日も学校か…など。如何せん、しがない大学生でしたので。

こんなかんじで、他の仕事の時も、今の仕事でも、帰り道のどこかしらに私的エモいポイントは存在しています。過去最悪に鬱だった前職の帰り道でさえ、愛おしさがありました。

今の環境で辛い思いをしていても、この帰り道だけは味方でいてくれる。
そしてこの日々がいつか思い出になったとき、懐かしい余韻になってくれる。

そう思うと、心に優しい光がぽっと灯るような気がします。