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Runtrip Magazine、生まれ変わりました。

Runtripの世界観やランニングにまつわるあらゆる情報を発信している「Runtrip Magazine」のデザインリニューアルを行いました。

実際に見た目がどうなったのか、テイストはどんな手触りかは是非サイトに訪れて頂きたいのですが、今回はそもそもなぜデザインリニューアルを行い、リニューアルにはどんな想いが込められているのかを、代表の大森に聞いてみました。

ラントリップの「顔」としてのこだわり

ー そもそもなぜデザインリニューアルを?

大森:まず記事の中身自体は当然大事ですが、視覚も大事だと思っています。視覚上、Runtrip Magazineに訪れた方がもっとワクワクできるようなものにしたいと思っていました。

ラントリップはメディアが真ん中にある会社ではないですが、Runtrip Magazineは多くのランナーさんと、Runtripとのファーストコンタクトとして触れ合う機会になっています。だから、ラントリップとしてもう一つ上の世界にステップアップしたいと考えた時に、必然的に「顔」となっているRuntrip Magazineの細部をもっとこだわったものにしたかったんですよね。

また、日々ランニングシューズなど、様々な商品などを紹介させて頂いている中で、その良さを視覚を通じてもきちんと届けたいと思いました。だから写真そのもののクオリティや見せ方、製品スペックなどの表組みなども含めてより質の高いものにしようとなりました。

ー 具体的にどのあたりが変更になったのでしょうか?

大森:詳細はぜひサイトを訪れて感じて欲しいのですが、例えば色の使い方。少し黒を多くして地に足ついた感というか、サイトとしての重さみたいなものをプラスしています。また、ガチャつかせずスッキリとした印象を持ってもらえるように余白の量についても意識しました。ランニングって心が整っていく感じが好きという方も多いので、このあたりの『整う感じ』は特に意識した部分ですね。

一方で、ワクワク感も伝えたかったので、Runtripロゴに使われいてるカラー(グリーン・ブルー・イエロー)はさりげなく散りばめてあります。ランナーのみなさんのモチベーションが高まるような、サイトになっていればいいなと思います。

ー デザインだけでなく変更になったものもありますね?

大森:カテゴリを見直しました。あらためて、「ラントリップを楽しむ」を軸にカテゴリを設計し直しています。

- RUNTRIP:ラントリップを楽しむためのスポットやハウツー、イベントについて
- HEALTH:ラントリップをいつまでも楽しめるように、健康的な心と体のことについて
- FASHITON:ラントリップに出かけたくなるような「見た目」のことについて
- ITEM:ラントリップが捗るシューズやバッグなどのアイテムについて
- COLUMN:ランニング全般に関するコラム

ラントリップらしさ、いかにラントリップを楽しむかを軸に考えているので、例えば「トレーニング」みたいなカテゴリや、速く走るためのコンテンツは用意していません。ハウツーコンテンツはありますが、あくまでも「ラントリップを楽しむため」という共通の価値観の元に作っています。
(とはいえそういう話も嫌いじゃないので、ちょいちょい出ちゃうかもですがw)

「ラントリップの楽しさ」を届けるために

ー 大変だったこと、苦労したことはありますか?

大森:Runtripの世界観ってなに?っていうことを、言語化したり、形にするっていうことは苦労しました。伝えたいことをしっかり整理して形にするというのは、やはり慎重になりますね。

そのカテゴリ設計も含めて、伝えたい世界観を実際に言語化したり、制作サイドとすり合わせていく過程がなかなかに大変でした。実際デザイナーさんが私の言葉からアートボートに落としてくれたりして、すごく言語化、ビジュアル化で助かりました。

大森:こんな感じで全体のトーンなどを決めていったわけですが、そういった世界観以外にも機能的にはTOPページで記事をPickupできたりするのが気に入ってますね。
どんな形であれ、我々が発信するコンテンツに出会ってくれたら、是非他のコンテンツも見てもらって「ラントリップの楽しさ」をよりたくさん届けていきたいと思っています。

ー デザインのリニューアルだけでなく、記事そのものに関しては?

大森:今までと変わらない部分ではありますが、クールとか新しいもの、面白いものを発信していきたい。でも一方で、エッジを効かせて「わかる人にはわかればいい」という世界観にはしないようにしているつもりです。
誰かを置いてくようなメディアにはなりたくなくて、最終ランナーのゴールも一緒に温かく迎えられる感じというか、そういう優しさみたいなものを持てるようなメディアにしたいんです。それを優しさっていう風にも表現したくないですけど。

例えばみんなでグループランしてるのに、速い子とかカワイイ子だけもてはやされて、そうじゃない人は置いてかれてたら全然楽しめないですもんね。もちろんメディアとしての信頼性や正確性はさらに上げていきたいと思っていますが、前提としてこういう部分は大事にしたいなと思っています。

ー では最後にあらためて、「Runtrip Magazine」はランニングを楽しむ全ての人に対してどういうメディアであって欲しいですか?

大森:ランニングを楽しみたい人が、ランニングを楽しみたい時に必ず接点を持てるメディアであって欲しいと思っています。
気がついたらそこにある、日々ランニングを楽しんでいたらいつのまにか出会っている。それは検索して出会うでも、友達からオススメされるでもよくて。ランニングを楽しんでいる人に寄り添うガイドランナーのようになれたらいいと思います。