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「君が獣になる前に(第3話)」過去に戻り、異世界に入り込み、味方が敵になって現れる不穏な空気

今回は、タイムリープして、毒ガス事件の起こる5日前の話。そして、今回、玉城ティナを追っての行動は、鳴海唯が、事件の鍵になりそうな、女の子たちが集まる「ビスケットルーム」というところに潜入するというもの。その行き先を知っているのが、最初に北山があった5人のうちの一人の吉村界人というのは、すごい胡散臭いのだが、このドラマはどれだけ世の中に存在しそうな胡散臭さを描くかというところにあるのだろう。

そして、そこに送ってくれる車の中には金髪の風船ガム女のベッキーがいる。このベッキーが最高に胡散臭いキャラでいいよね。今時、いつも風船ガム噛んでる女などいねーよw

そして、いかにもやばそうな男と女がいる空間に鳴海は入っていくことになり、電話で焦りながら北山に連絡する。

で、今回の主役みたいな鳴海唯。なかなか私的には好きなタイプの女優さんだ。この間まで「Eye Love You」に出ていたが、キリリとした瞳が印象的な方だが、今年は結構使われていきそうな気がする。

そんな鳴海が迷路に入ったような時間の中で、玉城は外にいる。鳴海は玉城を求めてここにきているが、玉城はもっと先の時空にいるようである。そして、彼女の目の前で死体のようなものが運ばれていくが、それがここで殺されたことになっている豊島心桜ということか?という中で、玉城に何があったのかは、今回もよくわからない。

そして、鳴海は、迷宮のような中で、あるドアを見つける。そのドアがビスケットに見える。そして、ドアを開けて中を覗いたところで、声をかけてきたのは、これも、最初の5人の一人であった、高橋光臣であった。この3回目で、敵味方というか、相関図がよくわからなくなっていく。それだけ、視聴者を混乱させることで恐怖の方向にドラマを持っていっているわけだ。そして、そこに北山もやってくるという流れ。

あと、豊島の遺体が見つかった場所でガスが見つかったという情報も入ってきたが、そういう存在でテロを行おうとしたものがいるということ。そして、多分、脅された玉城がそれを使ってテロの実行犯となったという流れが普通に考えられるが、そうじゃなくて、玉城が能動的に率先してテロに参加していた的な流れにもできる話であるわけで、その裏には今の日本の置かれた位置のバランスの悪さ、生きにくさみたいなものが絡んでいるなら、ちょっと面白くなっていきそうな気もする。

とにかくも、早くベッキーの正体が知りたい私である。

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