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「Believe-君にかける橋-」失った自己のアイデンティティの回復というテーマの中で木村拓哉の新しい顔が見えてくるか?
刑務所の話を見ると「あしたのジョー」を想起してしまう年代だ。だからこのドラマ、木村拓哉がここからボクシングで名をあげてくれても全然問題ではない。だが、一ノ瀬ワタルは力石徹ではないから、そうはならないだろう。一ノ瀬をマンモス西にして、鼻からうどんのシーンを撮りたい気はする。そんなどうでもいいことを考えてしまうほど、木村拓哉を刑務所送りにするのは、刺激的ではある。 井上由美子のオリジナル脚本。初回の見せ場は、木村が業務過失で起こしたと言われる橋の崩落シーン。今や、CGを使えばこ
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「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱(第2話)」女にときめかず、心のざわつきにもスルーする男に気合いを入れる本田翼
このドラマ、前回は、コロナ禍のなかで、父親が死に、生きる意味がわからなくなったような髙橋が、本田翼が住み込みになって一緒に働いてくれたことで、生きる意思を取り戻す話だったのだが、一年たってまたリセットしてしまい、話はやり直し。 まあ、高橋は、本気で花火師として目覚めていなかったのだろう。こういう男は、実際に世の中によくいるという感じはする。脚本の橋部敦子さんは、これ、誰かをモデルにして書いているのか?そこはとても気になる。 そして、前回からだが、ここでの本田翼はなかな良い