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「恋する警護24時(第6話)」真実がわかってくる中で、チームが固まってく感じは良いですね

今回の冒頭の方で、白石と警備会社の3人が岩本照を見捨てるようなシーンがあり、「何?」と思ったら、留置場の中の岩本の夢だったのね。これ、結構わかりにくくて、「えっ?」と思ってしまった。夢のシーンのカラー変えるとかしないと誤解を生む感じの作りですよね。

そう、彼らが「岩本が殺人した」ということを信じるはずもなく、自分たちでできることに走るという流れがあることを白石が岩本にいいにくるシーンは、単なる接見のシーンだが、なかなか心地よかった。こういう時に白石が弁護士だということがうまくドラマの中で役に立ちますね。そして、この段階で、この二人が下手な恋心をまだ持っていないところもいい。あえて言えば、このような事象が二人の恋に火をつけるということなのでしょうか?

そう、今まで見せてきた岩本のストイックな仕事ぶりが、彼を良い印象にしているのと、白石の弁護士ぶりが、ここにきて少しそれらしく見えてきてるのはドラマとしても救いなのですよね。ただ、白石にもう少し、深い法律の話をさせる感じの方がいいと思うのですけどね。その辺りは、脚本が少し甘い感じがする。

そして、警備員仲間が色々と調べていく中で、溝端淳平が岩本の父を殺したと思われる男と重なる。でも、写真が少し違うのは、整形したということもあるのだろうか?皆も、一見してはわからない感じですものね。

で、今回はあまり警備員としての動きがなかった岩本ではあるが、留置場の中でのトレーニング風景とか、そこを出された時の雰囲気、そして、帰ってきてスイーツを食べている彼の珍しく笑った顔とか、なかなか好印象でした。ジャニーズ系の役者として、地味な顔な彼ですが、それなりに演技はできるようで、タイプ的にはどういうものが得意なのかは未知数ですが、やはりタッパがあることでは、今後も色々使いたい人も多いでしょうね。白石も、彼と絡むところに緊張感があるように見えますから、そういう空気も作れるのでしょう!次にドラマ、映画があればそれなりに注目したいと思ったりもします。

そして、ラスト、その溝端に一人で会いにいく、法律事務所の小野武彦。契約の打ち切りを言いにいくようだが、対峙した時に溝端は刃物を持っている。どういう展開になるのか?岩本たちが駆けつける感じではあるが、そこに溝端が残っているとも考えにくい。でも、次が7回目でクライマックス。どう追い詰めて、岩本のやり残したことが終わるのか?そして、そんな中で、白石との仲がどう煮詰まっていくのかもここからの見どころか?まあ、普通にそういう展開が楽しみですね。

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