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「この素晴らしき世界(第8話)」木村佳乃VS西村まさ彦的構図にしたことで、最後は盛り上がりましたね

世の中では、ジャニーズの話をしてる人が多い。それなりに隠してることが多い分、そして利権が大きい分、ビジネスへの影響も大きい分、いろんな方がそれなりの意見を言う話だということがよくわかった。今後の対応が問われるところだが、そんな巷の空気感がある中で、このドラマはディレクターのセクハラ問題の暴露ということがクライマックスになっている。なかなかのシンクロなのだが、その辺を煽った宣伝もないのは残念。

西村雅彦は、プロダクション曼珠沙華のタレントを全て新しい事務所に移し再出発をしようとする。それは、古い体質を残すためのリセット。最近では珍しいが、昭和のやり方しか認めないような会社ではそういうこともあるのだろう。その上に控えるのが、重鎮、堺正章。昔は若者のリーダー的な位置だった彼も今はこの位置。それが似合ってるから、時代を感じるわけである。そして、彼らに着いたのが、若菜絹代のマネージャー、円井わん。しかし、彼女の役名がセシルというのがしっくりしないままここまできたと思ったら、こういう人だったのですね。前回、ディレクターの薬入り鞄が彼女に渡ったことが失敗だったわけだが、あのカバンまだ最後に使われそうですよね。楽しみ。

そして、今回は、日にちと時間を出しながらのドラマ進行。これは最終回のラストまで続くのだろう。ただ、事が起こってるところが多重してるので少しわかりにくいのは仕方ないことか?

今回は、まずは若村麻由美の家族会議から。皆が警察に厄介になったり、浮気の心配をしたりと、心がすれ違っていたところを修復。これを見ると作り手はこういう平和な家族が一番と考えてるような気はする。そういう家族だからこそ、若村が稼いだ現金500万円に戸惑うわけだ。しかし、まあ最初が300万円だったから、500万円は妥当か?木村の子供の世話みたいのも入ってるのでしょう?この辺の価値観は人それぞれでしょうね。

そう、木村佳乃といえば、東山新社長の夫人なわけで、このあたりのシンクロも予想しなかったでしょうね・・。どういう気持ちで演じてるのでしょうか?

そして、Mr.SummerTimeが、若菜絹代の不倫相手だった椎名桔平だということがわかる。彼は傍観者であるが、冷静に愛した女のことを思いながら若村にLINEしたのだろう。しかし、なぜゆえに若村の連絡先を知ったのでしょうか?その辺りは抜きにしても、椎名に良いイメージをつけることで、勝利は若村側にある気はしますけどね。

そして、木村と若村は、セクハラディレクターの話をYouTuberを使って暴露しようとするが、このYouTuberが西村にも擦り寄っていて、西村が先に若村の替え玉の話を暴露するように操作する。まあ、この手の輩が金で動くという印象はあるが、そろそろそういう時代も終わる感じもしますよね。ネット配信者がただよからぬ輩イメージな時代ではありますけどね・・。

まあ、結果がどう出るか?次週の最終回、意外に面白そうです。










































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