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「ナースが婚活(第2話)」不倫はドラマというのは事実でしょうな。ただ、ラストシーンが美しくないということか?

矢田亜希子がいうところの今日の一言は「不倫はドラマ、女子会はバラエティー」今回のテーマは「不倫」。主役は潤花。よく知らない人だと思ったら、昨年宝塚を退団した娘役のトップスターなのですね。そういう華はすごく感じる方ですな。事務所がアミューズなら今年は色々使われていきそうですね。そして、演技的にも、ここでの婚活をするときと病院での仕事モードとちゃんと演技の雰囲気を変えられている。なかなかの強者かもしれない。

で、今回は看護師が医師に不倫するというよくある話。まさに、ドラマの中に出てくるようにオペ室は劇場なのだろう。そんな中で気を許して不倫につながるようなケースは多くあるはず。特に医師は白衣を着るだけで何か特別な人と思われがちだし、本人も悦に入っているような感じなのは、」あちこちの医療ドラマでもよくみる光景。そして、今回の潤花は、そんなところにモヤモヤしていたようだ。相手の医師には結婚相談所に行くことは言ってあるようだが、それでも相手は特に行動を変える様子もなし。結局はモヤモヤがつのるばかりで、一度は入会をやめようとするが考え直して入会。そして、お見合いをしてみると、すごく楽しかったという。まあ、病院にいると会えない人と会えるわけで、その辺は新鮮でしょうな。そう考えると、者に結婚などというのはすごくつまらなく感じてしまいますが、ドラマの中でも言ってるように、結婚に必要なのは「好感」だということだと思います。

この相談所、入会したら結婚決まるまでプライベートでもSEX禁止とかいうルールがあるが、それは男にもだろう。つまり、マッチングアプリとかが氾濫する中で、そういう付き合いでないところでの「好感」を見つけて、ということらしい。とにかくも、昨今は結婚とSEXは別物なのですよね。この辺りに、そんなことを感じた。

で、潤花が婚活に勤しむのかと思いきや、病院で亡くなった人の付き添いの人が親族ではないというのを聞いて、本当に寄り添える人を探さなくてはと思ったらしく、リセットして婚活もやめて別の病院に移るということ。確かに「不倫はドラマ」という話でした。

まあ、30分の婚活ドラマであるわけだが、アドバイスをする矢田亜希子のキャラがすごく立ってるドラマである。彼女は今はいい人がいるのかいないのかは分からないが、ある意味、人生を経験した上で、明確に婚活をする人々にエールを送れるような感じは好感が持てるし、芝居的にもかなりテンション高めで入ってますよね。それが、すごく可愛くもあるし、力強くもある。彼女、こういう明るい役が意外に合ってるんだということを発見した感じはあります。


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