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「闇バイト家族(第10話)」中国の闇バイト家族になる流れは面白いよね

しかし、こんな家屋で簡単に覚醒剤の精製などというものは実際できるものだろうか?色々と不純物が入りそうだが、ドラマだから面白いというところか・・。そして、その精製シーンがなかなか見事にできていたので驚いた。でも、できてたもの、粉じゃなくて、氷砂糖見たいのだったね?これ、何?

中国マフィアの中村ゆりかとカトウシンスケの精製の演技もなかなか本物ぽくってよかったですね。こんな感じでラボらしいものができるのですね、記憶に留めておこう!そんなことより、吹越満はどこに消えたの?前回の最後に部下を殺され、そこから行方不明。クライマックスにいなきゃダメだろうとは思うが、警察にもわからない。やはり、諏訪太郎が気になるな・・。

で、中国マフィアを無事に歓待した闇バイト家族。思った以上に楽しく過ごしている。綾野俊樹は餃子屋以来の中国服。囲碁をしたり、麻雀に燃えたり、彼にとっては実に楽しそうな世界であるが、マフィアとコソ泥の仕方の話などもして欲しかったかな・・。

光石研は、ここで餃子作らないのかね。そういうの蒸し返すの好きなんだけどな。そんなもの入れていたら、尺が足りないか?実際は若者4人のダブルデートで、遊園地&幼稚園。ヤクザのドラマなのに恋愛ドラマと同じ作りをしてくるテレ東。予算をジャンルで変える気はないというフラグに見えた。

で、ここで中村と鈴鹿が約束した話なのに、カトウと山本舞香がついてくるのは、絶対にバトルを繰り広げる際のためだと思ったら、確かにやんちゃな兄ちゃんに絡まれ、お互いの腕を見せてしまう。多分、これを見たカトウが中村に早くトンズラした方がいいと連絡したのだろう。絶叫マシンで山本が弱り、水族館でまったりした隙に二人はいなくなる。

そして、家の方も、家族全員睡眠薬を飲まされてしまい、金も薬も持って逃げられてしまう。もう、脇が甘いというより、すぐに他人を信じるお人好しの犯罪家族である。また、闇バイト家族、見事にやられる。そして、もう吹越が彼らを動かしてるわけではないので、自分たちでどうにかするしかないのだ。

今回もシンプルで黒い話が、見事に具現化されていて面白かった。鈴鹿央士も、最初の方はテレを感じたが、コメディアンヌを見事に演じられるようになりましたな。彼、ただの綺麗な顔の男から、さまざまな表情や演技ができるようになり、可能性は大ですよね。そして、山本舞香とのコンビネーションも悪くない。この二人で「俺たちに明日はない」的なものも作れそうな気がする。そういう企画深夜ドラマでやりませんか?



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