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「めぐる未来(第3話)」病気で過去に戻るのなら、タイムパラドックスは起きないのか?

結局、今回の最後、萩原利久は母親(佐伯日菜子)の忠告も聞かずに、愛する早見あかりを護るために、3度目のタイムリープをする。そこで、早見が刺されることは避けられるが、自分が怪我をするということに。しかし、その犯人の顔はまた見られず。でもさ、これだけ人がいる中で誰にも顔見られずに逃げ去るのは不可能だと思うのだけどな。そして、ドライブレコーダーも含め。ビデオで顔が捉えられてないのはドラマの都合だからだろうね。

そんな今回は、前回、刺されて亡くなってしまった早見あかりの葬儀のシーンから。ここで、涙を流しもしないとか、この間階段から落ちた時、犯人でないかとされた香音に糾弾される萩原。階段の事故はなかったのだから、彼女の疑いは晴れたのか?いや、今回はあの時の階段におびき寄せる手紙に香水の匂いが残っていたという話が、刑事の勝村政信から出てくる。勝村が言うことだから、あまり信用性はない気がするがw、同僚の中井友望が疑われる。もちろん否定だが、最も怪しくない感じの社員までまだ白確定ではないわけである。そして、前回ストーカーを退治した時任勇気は、もういい人みたいに出てくるが、まだ怪しいですよね。

で、また変な電話がかかってきて、送信者は葬儀場で萩原が泣いていなかったのを確認してる人物らしいことがわかる。したら、やはり犯人は社員。

というか、もう、その早見が狙われる動機さえよくわからないし、この話の焦点がかなりばらついてることがわかる。そして、犯人は、萩原がタイムリープしてることを分かってるの?その辺も結構重要ですよね。

というか、ここに出てくるタイムリープは病気だという話だから、萩原が現代と過去で2人になることはないみたいだよね。過去に戻る場合、そこはパラレルワールドと言うことでいいのでしょうか?病気でそんな別の場所に位いけるようになるという話をちゃんと、SFチックに無理クリ解説してくれるような医者も科学者もここには出てこないのですよね。ファンタジーとしても、かなりいい加減だと思う。

いわゆる犯人探しをリセットさせるために萩原をタイムリープさせてる感じがどうも気持ち悪いのですが、どう思います。コミック原作は、この辺りちゃんと説明があるのかな、すごく気になります。

そして、萩原、傷が治って家に帰ったら、また早見あかりがいなくなる。スマホに指示されていた場所に行くと、そこには人が入ってそうな黒いゴミ袋。多分、それは早見ではないと思うが、3回目で、随分と迷宮に入ってますね。面白くはあるが、ちょっとこじつけができない感じが気持ち悪い私です。

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