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「忍者に結婚は難しい(第6話)」1時間の夫婦バトルの末の熱い抱擁!

なかなか斬新な脚本だった。夫婦の素性がバレ、伊賀VS甲賀という図式で夫婦の忍者バトル。家の中全体を使ったそれはなかなかこ気味よく、演出も楽しんでるように感じた。ただ、編集の人は結構大変だったでしょうね。それでも面白かった。途中で、勝地涼の夫婦がきて、休戦状態になるのもまた、テレビドラマのスタンスな感じで良かった。

で、最後に鈴木が「好きだ」と言い出し、二人の熱い抱擁につながる。キスの仕方が結構えげつないくらいになっていて、どういう順番で撮っていったのかはわからないが、なんかキスの中に二人の達成感みたいなものが見えてたのかもしれない。

しかし、この1時間を見いていて、私自身、あまり得意ではない菜々緒がとても愛らしく見えてきた。まあ、声のトーンがあまり好きでないのだが、戦っている時の表情はなかなか素敵に見えてしまったのだ。そして、濃厚に唇合わせる感じはなかなか良かった。使い方でまだまだ伸び代はある女優さんなのかもしれないと感じたりもした。それに対する鈴木はもう一つな感じがしましたけどね。アクションをやるには、顔が優しすぎるのでしょうね。彼にやくざ役みたいなのが回ってこないのはそういう部分でしょう。もう少しいかつくないと男の好感度が上がっていかない。

あと、勝地涼の、娘の杏ちゃんが、今に始まったことではないが、可愛いですね。忍者言葉は、変な子供言葉よりも和む感じである。そう考えると「忍者ハットリくん」はキャラ設定だけで傑作だと認識しました。

その忍者言葉を使う居酒屋には、山本舞香が一人で来たり、吉谷彩子も訪れる。吉谷は菜々緒の正体をわかってしまって、それは上に伝えられるというのが今回の最後。菜々緒が伊賀全員から狙われる感じになって、それを守る鈴木という構図なのか?この二人、ある意味、「ロミオとジュリエット」のようなものなのですね。後半はそういう感じで流れていくのでしょうか?

そして、吉谷彩子もまた、鈴木に気があるような感じもするし、彼女自身も雰囲気が綺麗になってきた感じがする。ある意味、最初にバランスが悪かった、忍者対決ドラマとラブコメのシンクロがここにきてうまく出来上がってきたようだ。後半に及んで、ドラマが面白くなってきた。しかし、こういうギアチェンジはテレビドラマとしては視聴率が伸びることには繋がらない気はしますよね。私的には、最初に見るの辞めた人に、「戻ってくると面白いもの見られそうだよ」というだけですな。

で、今週の甲賀の伝令はまさかの斉藤由貴。実に贅沢なゲスト。こういうの見ても、ドラマ的には結構気合い入ってるのがわかりますよね!これで、古田新太にも鈴木の正体がバレ、古田がどういう行動に出るかも興味深いところ。

とにかく、今回は菜々緒と鈴木伸之のバトル見てるだけで面白かったです。

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