先週、鈴木伸之が菜々緒の正体を知ってしまうところから、今回は菜々緒もまた鈴木の隠していた部屋を見つけたり、彼が伊賀者と確信するまでのストーリー。と言うことで、離婚届などもうどうでも良くなって、伊賀と甲賀の対決構図が明確になった。今回でこのドラマ５話だから。ほぼ折り返し点。ここまで、中途半端なラブコメな感じがしたが、少し面白くなってきた。

今回は、ともさかりえが蜂に刺されて倒れたことで、古田新太一家の話から。しかし、菜々緒が鈴木に家族はいなくて天涯孤独だと言って結婚してたとは・・。その辺り説明ないままに、自然に古田の家に行っていた菜々緒を見ていたので、私的には「早く教えてくれたらいいのに」と言う感じでした。彼女がなぜに薬剤師であったかもやっと明かされるし、鈴木が郵便局員である理由もわかる。確かに何か本当にありそうな話ではある。忍術の中には気功みたいなものも多くあっただろうから、ここで出てくる毒出しの術も本当にやっていたのかもしれない。

そして、郵便局員が忍者だと言うのも、確かに飛脚は情報屋として働いていたのは確かだろうから、ありうる話。これから、郵便屋さんを見たら忍者と思おう！最近、郵便の配達が遅くなったのは、忍者が減ったせいかもしれませんね。郵政民営化で忍者は他の仕事に移ったのかもしれない。

それはともかく、服部ビルで忍者の会議をやってたらすぐバレてしまいますよね。まあ、逆に「まさか？」と言われるのを狙って堂々とこのビルは建っているのでしょうか？そして、こういうところで大きな会議をやるのが伊賀であり、それを仕切る吉谷彩子のスーツ姿がなかなか格好良かったです。正直、吉谷が忍びとして働く画を早く見たいと思っていたりするのですが、出てくるのでしょうか？

しかし、鈴木と菜々緒の家の中、鈴木は最初から忍者道具を隠していたのは知っていましたが、菜々緒もあちこちにそれを隠していたのですね。とにかく物騒な家であるのですが、ラストから次回予告を見ると、この家の中でアクション対決が始まりそうですな、すごい楽しみ。

そして、多分、恋愛問題よりはここから最後まで甲賀VS伊賀の構図が大きくなっていくのでしょうから、その辺りがどう膨らんでいくかで、ここからこのドラマ、結構面白くなってくる予感がしてきました。

アクション対決なら、身体のデカイ二人がどう見えるか？というところでしょう。あと、伊賀の組織プレーと甲賀の個人プレーの戦いの違いみたいなのもわかるように演出してほしいですね。とにかくも先が楽しみであります！