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「妖怪シェアハウス〜帰ってきたん怪〜」役者たちもこなれてパワー全怪!小芝風花のリズム感って心地よい!

まさか、このドラマのパート2が作られるとは!そして、映画版も公開されるらしい。まあ、この前に進まない今生は、もしかして、恨みがましい妖怪たちに足引っ張られてるんじゃないかと思ったりもしますからね。そして1回目から、環境破壊でプラごみいっぱい食って、悪いカッパになったカッパさんの話。しかし、カッパって妖怪なの?

まあ、もはやキャラクターが出来上がっているということもあり、西荻弓絵さんの脚本もリズム感は良い。そして、最初に描かれる、主人公、澪のお金がなくて、食べてない状況って、PART1の最初と同じような状態で、前シリーズで成長したはずのそれが、またまた、デジャブのような人生を送っているという図。まあ、長い人生、こういう同じことを繰り返してる人ってよくいますよね。(私にも、覚えがありますが…。)そんな澪をあちこちで発見する妖怪たち。炊き出しまでして助けようとするのに、その最後の一杯をこぼしてしまうという、運のない女。しかし、小芝風花、こういう役やらしたら、日本一ではないかと思えてきた。「彼女はキレイだった」でも、似たような演技をしていたが、マンガチックな動きが当たり前のようにでき、顔の表情の変化も、本当に快活に動かせるのだ。元々がフィギュアスケートの選手だったというのは、絶対的に経験値として表現力というものを鍛えていたとは思うが、まあ、こういう情けない女はリンクでは必要ないだろうから、この辺りは、役者になってから作られたものなのでしょうね。まあ、その主役の小芝さんいての「妖怪シェアハウス」なのでしょう。

そして、時給2000円に惹かれて、スイミング教室のバイトに。どうでもいいけど、こういうところで昔なら肌露出しまくりの女性を出して、男のよだれを誘うところだが、昨今のセクハラ問題で怖気付いておるのか、まあ、水着とは思えないものをみなさん着ている昨今。もう、これからずっとこんな感じなのでしょうか?生徒の宮本真希の尻子玉抜くところだって、こんなセクシーでもないシーンは昔は考えられませんでしたよね。そう、宮本真希さん、なんでこんな役で出ているの?深作欣二監督の「おもちゃ」で映画デビューした人ですよ。調べたら、宝塚は紺野まひると同期なのですね。紺野さんが「カムカム〜」で最後に印象付けたことを考えると、なんかなーと思ったりしちゃいますよ。

とにかくも、カッパの話は、環境破壊や、今のエンタメのセクハラ騒ぎにも通じる感じがして、西荻さんはどこまで狙って書いているのでしょうか?しかし、最初の方で書きましたが、シェアハウスの妖怪たちの演技のテンポのいいこと。池谷のぶえさんは、座敷童になると、イキイキしてますね。まあ、このシリーズの出来次第で、私は映画を見にいくかは決めたいと思います。まずは、楽しく見られる作品であることは、初回でわかりました。


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