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「忍者に結婚は難しい(第7話)」伊賀側に全てがバレて、どう対処していくのか?

ということで、菜々緒と鈴木伸之は、二人で夫婦としてやり直すことを決める。そして、菜々緒が殺人犯人でないことを確認し、二人で真犯人を探そうということになる。そして、妹の山本舞香の存在もバレてしまい、二人の敵対関係がバレてないものの、それも時間の問題にも見える。何がどのようにバレていくかがドラマ的には面白いところになってきた。

そして、今回は山本舞香のストーカーの話が大きく前に出てくるのだが、これ、本当のストーカーの話でしたね。まあ、最近は、どこでどのようにGPSを付けられているかもわからないのは怖いですね。まあ、ストーカーもGPSで標的がどこにいるかわかっているだけで満足しているようなこともあるのでしょうね。そして、この監視カメラが街のあちこちにある社会。標的のよく出没するところにカメラを仕掛けておけば、変態さんはそれを常に楽しみに見ているようなこともできる時代。そう考えると、本当に気持ち悪い。監視社会だからこそ、それを逆手に取った犯罪も起こるということだろう。この辺り、警察はどう考えているのでしょうか?

そういうのに、対抗するために、ここに出てくる「忍び」というものは必要だと思ったりするわけだ。そして、手裏剣は武器になるなとか思ったりもした。そう、軍備増強よりも、忍者増強が必要な気がする。

しかし、山本舞香繋がりで、この前、イベントで爆弾処理をしたのが山本ということが伊賀の吉村彩子により判明。ここも、監視カメラの映像から見つかってるわけだが、大体大きなフェス会場みたいなところもカメラだらけですものね。

結果的には、忍者居酒屋で知り合ったものたちがうまくつながって、正体がバレてしまうというのは、安易といえば安易な展開。そう、昨今はカメラに映ってることを前提で話を繋げば、こういう犯人を探し当てるのは簡単なことで、そういう意味では、脚本家は安易になり過ぎている感じはする。ここでは、忍びならではのスパイ活動でそれを探り当てて欲しかった。そう、今週の大河ドラマで、松本まりかの女鼠が話題になっていたが、ああいう、変わった忍びでも出して探り出させる方が面白いと思うのだけれどもね。デジタル世界を描くにも、アナログな面白さが必要だと思う、私的な意見です。

そして、ラスト、鈴木と菜々緒の家を、吉村と勝地涼がフォーマルな姿で訪ねてくる。さあ、大変だ!ということで、次週に続く感じはなかなか良い繋ぎ。しかし、スーツ着た吉村彩子はなかなか決まってますよね。彼女と菜々緒との女忍者対決も見てみたい気はしますな!

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