高橋光臣が経営コンサルタントとかいう殺し屋まがいで出てきて、一気に外に「ギフト」が出回っていくのかと思ったら、今回も腹黒大賞は津田健次郎でしたとさ。津田はこういう利権のためにどんどん黒くなる役が似合っていますね。そして、小物だろうと感じた筒井道隆。殺されなかっただけ良かったんじゃない。しかし、盗聴して、そこからギフトを売り捌くとか。なかなか身分不相応なことを考えたものだ。結果は津田の犬に成り下がる。下手すれば、その前に稼いだ1500万も獲られる感じかもしれない。まあ、その無様な感じを倉科カナに見られなかっただけ良しなのではと思ったら、次回は女たちがギフトのことを知る感じですか？もう、すごく面白いというか、人間の奥底にある欲望がどんどん吐き出される感じは、この景気の悪い時代には、どこかでリアルに起きてることでしょうな。

そして、主役が何もできずに流されている感じがたまらなく悲しい感じですが、今回は妻である明日海りおにはっきりと拒否され、ただ一つ繋がっていたはずのプリンも嫌いと言われ、ある意味、もう彼女を守る必要もないのではないかと思える状態。そう、最後に明日海にギフトを盛る反町という姿も見えてきてしまっりするのだ。

で、今回のギフトで殺された人数５人。そろそろ首の黒い点に誰かが気付きそうだが・・。そして、外での殺人は警察を動かしやすいし、かなり危うい状況ですよね。まあ、最後のクラブでの犯罪だって、その手の人がいて処理するのだろうが、危険である。徐々に、いろんなところで、見えないものが落とし物にされていっている感じもする。次週あたりから、尾上松也がもっとアグレッシブに動き出しそう。

で、この状況。今、ギフトの培養権利は津田健次郎が持ってるような状態だが、そう簡単ではないだろう。津田を反町が殺せばいいのだから。まあ、佐々木蔵之介の命はないようにも感じるが、本当に、命を救う病院という場所で殺人ゲームが始まるという流れはえげつないが面白すぎる。

そして、多分、ギフトのことをただ一人知ってる波瑠も、もっとこの事件の中心に引き込まれていきそうだし、女たちの不倫疑惑がいっぱいある以上、まあ、何が起こるかわからないですよね。そして、あまり関係なさそうだった小野花梨などが、今回の出番が多かったことも気になる。で、小野花梨、昨年の「罠の戦争」の時より、絶対太ってしまいましたよね。女優さんは太ったらダメですよ。彼女もギフトで殺されてしまうかもね。

まあ、小狡い筒井道隆がギフトを外に流したために、まあ、ひっちゃかめっちゃかだが、未だ、この球菌が病院に運ばれたルートが見えてこない。その辺りはあまり描く必要もないことなのか？まあ、本質的に描きたいのはこの病院内の利権争いなのではあるだろうが・・。

津田がウイスキーにギフトを入れさせたのはボーイの市川知宏ですよね。そうすると、倉科カナにはバレてる？まあ、次回の混乱劇を待ちましょう！