はじめに

2021年12月、45歳のときに眼瞼下垂症と診断され、保険適用で眉下切開の手術を受けました。

最初は、頭痛を治したかったので色々調べていたら、眼瞼下垂症にたどり着いたという、珍しいタイプ？です。

まぶたが下がって視界が狭くなっていたのが、とっても快適になり、見た目も良くなって最高！

自分の経験をまとめて、誰かのお役に立てたらいいなと思ったので、もしよければ読んでいってくださいね。

今回は文章のみですが、今後、有料noteにて写真付きの経過や病院・執刀医についても詳しくお伝えしたいと思っています。

自己紹介

現在47歳・九州在住・夫・子どもあり（小・中学生）
パソコンを使うこと・ネット検索は割と得意。

眉下切開を受けた2021年はコロナ禍で、事務の派遣で働いていた週3日のうち1日だけ出社することが多かったです。（その他はリモート勤務）

一重まぶた。（と思い込んでいたけど、奥二重かも？）

黒目が小さくて、下側に余白ができる目＝三白眼、が小学生の頃からコンプレックス。
母親はパッチリ二重だったので、自分も後で二重になるかもと淡い期待を抱いていたけど・・・

中学生の頃から偏頭痛あり。天気が悪い時に頭が痛くなることが多かったです。成人してからは、めまいや吐き気があることも。

眉下切開を受けたいと思ったきっかけ

コロナ2年目の冬。

長らく月に１〜３回くらいあった頭痛について、自分なりに調べて、病院処方のみで入手できる薬を見つけました。
それを飲めば、頭痛が消えることが多かった。

コロナもあり、しばらく処方してもらってなかったから、頭痛の時に自力で乗り越えるしかなく。
また病院に行くしかないかな〜と思いながら、ネットサーフィンをしていたら・・・

「頭痛の原因が、眼瞼下垂症からきている可能性もある」

このフレーズを見かけて、どうしても気になって。

そのほかにも

・運転中に視界が悪くて、無意識にあごを上げて前を見てしまう
・上のまぶたを引き上げるのに、おでこの筋肉を使う
・おでこのしわが気になる

本当に、自分に当てはまることばかり。

さらに、眼瞼下垂症について調べていくうちに

「眉下切開」

「保険適用も可能性あり」

という情報を見つける。

そして、自分が行ける範囲の病院を調べて、とある病院の口コミ、そしてホームページにたどり着く。

「もしかしたら、自分も保険適用で眉下切開を受けられるかもしれない・・・！」

期待して電話して、初診の予約をしたのが、2021年11月のことでした。

眉下切開1日目〜2年後の経過まとめ

（Twitter（X）に投稿したものを転記します）

眉下切開　1日目

手術の一番最初だけ、かなりの痛み。麻酔かな？
それ以降痛みを感じることはなし。
寝てしまいそうになることと、同じ姿勢なのでお尻や足がきつかった！
帰宅する頃右の内出血始まる。
チクチク・ジンジンした痛み。食欲なし。
枕を高くして就寝。

眉下切開　2日目

右の内出血が濃くなる。
傷も痛いが薬は飲まなくていい程度。
腫れて視界が狭くピントが合いづらい。
傷に当たる空気にも敏感。入浴はシャワーで済ます。
100円ショップで度なしのメガネを買った。
自分より、家族が見る時に気になるかなーと思って。

眉下切開　3日目

右の内出血あり。左はなし。
両目とも、まぶたと目の下がぶよぶよと腫れ？むくみ？あり。
眉毛を動かさずに目を見開くことができて感動！
腫れてはいるものの、家族に「目が大きくなった」と言われる。
お風呂に入った。

眉下切開　4日目

両目の腫れはだいぶ引いた。
内出血の色が、赤っぽい色から黄色に。
黄色はだんだん治っていく兆候。
傷跡は当然目立つ。
私の場合、特に右がひどくて、この後の治りも悪くて。
後から思えば縫合の段階から右はうまくいってなかったんじゃないかと。

眉下切開　5日目

この日が内出血の黄色がマックス。
左だけじゃなく右も、まぶたの上だけじゃなく、目の下あたりも黄色くなった！
目の周りを中心に、顔の3分の1くらいが黄色。
本当に顔色が悪い。
術後1週間は予定入れず、メイクもしないで過ごせたのは良かった。

眉下切開　6日目

まぶた上の黄色の内出血は相変わらず。
目の腫れやむくみがだいぶ取れてきた。
おでこの筋肉や眉毛を動かさなくても、目を見開くことができて、写真を撮ると目に光が入っていることに感動。
しかし外出予定まであと2日だけど傷跡マシになるのか！？

眉下切開　７日目

6日目と7日目の写真を見比べるとあまり変化がない。
黄色い内出血と傷跡。
年齢もあって、回復は本当に少しずつ少しずつ。
年末ママ友ランチは念の為に前もって延期にしてたんだけど、正解だった！まだまだ人と長時間会える状況じゃなかった。

眉下切開　8日目

手術から1週間経過。
初めてちゃんとメイクして外出（出社）その後抜糸のため病院へ。
まぶたにラメのシャドウ＋前髪＋マスク＋だてめがね。
前日まで、外に出られる状態じゃないな、、、って思ってたけど、なんとかなるもんだ。

（ここから3週間経過）

眉下切開　1ヶ月目

すっぴんで傷跡しっかり。
特に右は、眉の5mmくらい下に赤いライン。
左は、眉下1~2mm下だし最初から傷跡が綺麗だった。
左右ともこのくらいの傷だったら最高だったな〜って何度も思ったけど先生はベストを尽くしてくれたと思うので不満なし。

（ここから10ヶ月経過）

眉下切開　11ヶ月目

メイク後。左の傷跡：ほぼない。右の傷跡：うっすらとラインが分かる。
きっと、分かる人には分かる笑　
でも普段は前髪下ろしてるし、人の眉毛だけそんなにマジマジと見なくない！？
傷跡が綺麗になるまで長かったけど結果は大満足！

（ここから1年経過）

眉下切開　1年11ヶ月目

メイク後だと傷跡はほとんどわからない。
もちろんゼロではないけど、1年前よりもさらに綺麗になった。
人間の自然治癒力ってすごい。

眉下切開　2年目

現在です。
noteに、自分の経験をまとめてみようと思い立つ。
2024年は眉のアートメイクをやってみたい！
うっすらある傷跡には施術できないかもしれないけど、8~9割の完成度でもいいなって気持ちです。

かかった費用について

2年前の明細書を探すも、まだ見つからず、、、

病院に行ったのは、合計６回です。

• 初診

• 手術当日

• 抜糸

• 経過確認　３回

手術以外の日は、本当に記憶がないけど、高いと思ったことはなかったと思うので、数千円程度。
手術当日に払ったのは、3万円後半〜4万円以内。

当時、「美容整形で受ける眉下切開の10分の1の金額なんだな〜」と思いました。
派遣パートの私でも自分で出せるのが、ありがたかった！

頭痛はどうなったか

私が眉下切開にたどり着いた最初のきっかけ、頭痛について。
本当に、頭痛の頻度が減少しました！
体感で言うと、3分の1か、それ以上、減った。
病院に処方してもらいたかった薬も、結局あれから1度ももらいにいっていません。

それから、頭痛に関係するかどうかわかりませんが、眉下切開する前は、目を開けるために【おでこの筋肉】を使うせいか、おでこを触るといつでも、めちゃくちゃ痛かった。
今は、ゼロじゃないけど、9割くらいは痛みが減った感覚。

おわりに

「2年前」と「現在」の写真を並べてみた。
人によっては、全然変わってない！って思うかもしれない変化。

だけど自分にとっては大違い。

今は運転する時に前が見やすいし、写真を撮ると目に光が入るし、頭痛もめちゃくちゃ減った。
おでこの筋肉を使わなくても、目が開く。

あの時、とんとん拍子で話が進んで、どうなることかと思ったけど、今はやってよかった！！しかないです。

ただし、とても人を選ぶ手術だと個人的には思います。
年齢や目の形、ライフスタイル、見た目に対する感じ方、予算などなど

私の場合は、

・頭痛を治したい
・保険適用で費用が安い

この2つが一番の決め手だったから、正直、傷の残り具合やデザインは二の次でした。
若くて見た目をすごく気にする子だったら、難しいだろうな〜と思う。
もうこの年だと老眼入ってて、自分の傷跡もよく見えない笑

もっと詳しい、私なりの見解や調べたこと、そして実際の写真での経過まとめについては、別の記事でお伝えしたいと思います。

自分が眉下切開を受けた時、誰にも相談できなくて孤独だったので、有料note購入の方への個別フォロー（DM）も予定しています。