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【2021夏休み企画】noteいっぱい読みます!祭

はじめに

いつもさつま瑠璃のnoteを読んでいただきありがとうございます。
あるいは、今回の企画で初めて私を知ってくださった方もいるのではないでしょうか。

夏休み。
ジリジリと蝉時雨、かき氷、海、バーベキュー、打ち上げ花火。
といったって学生時代の青春は過ぎにし方、今やお仕事に明け暮れてお盆休みもありません。
それでもこの企画を「夏休み」と題したのは、「夏休み」という名詞が・語感が・ニュアンスが好きだったから。

前置きはこのくらいに。
ご参加いただき心より感謝いたします!

ここからはご参加いただいた方のnoteを拝見して1記事ピックアップし、ワイワイ楽しく感想をしたためます。

※参加〆切後にいいねされた方、いいねしていただいたけれどnoteアカウントがない方は下記には含まれていません。ごめんなさい!
ハートマークをポチッとしていただけたその気持ちが嬉しいです。ありがとうございます。

神奈川県 6パーク 7機種|ジェットコ社会人(708K)さん

私の地元でもある神奈川の記事、チョイスしてみました。
もうヘッダーからして掴みは抜群なんですよね。「お帰り下さい」って(爆笑)
辻堂以外は全部行ったことがあります。私はみなとみらいが大好きなので、よこはまコスモワールド推しですね。Googleフォトでも素敵なお写真たくさん掲載されていました。
ニッチな着眼点とマニアックな評価が素晴らしく、読んでいて本当に面白いです。全国の遊園地・ジェットコースターを熟知しているからこその視点や豊かな感性はジェットコ社会人さんならではのオリジナリティ。今後もぜひ貫いてください!


神様のセカンドオピニオン|チセサカイさん

お母様と長野観光に行かれて、旅先でおみくじを引いたときのお話。
「私」の心情がありありと伝わってくるような書き方、タイトルの伏線を回収したときの気持ちよさが素敵!
おみくじってランダムなのに、勝手に出てくるのと自分で掴み取るのとで運命の引き寄せに差が出そうな気がするのは不思議ですよね。でもこの感覚、すっごくよくわかります。
最後の締め方も、チセさんの個性が表れているように感じていいなって思いました。


大好きなお店を支えたくて、人見知りが花を贈った話|小野 ぽのこさん

今の世の中で苦境にあえぐ飲食店のリアルに、今を生きている「私」の人生が交錯するストーリー。
とにかく、表現力が素敵なんです。食べ物や人の表情といった視覚的な描写から、”なぜ自分が花を贈ろうと思ったのか”という思考の道筋の掘り下げ方など本当に文章が上手いです。惚れました。
しかも参加タグが #給付金の使い道 ってところがいいですよね。
永遠などないと痛感すること、身近な人との距離感をふと省みること、といったテーマも《今この時代》を生きる人々の共感を呼び起こしたのかな、と思います。
それに、やっぱり素敵な人には素敵な出来事との出会いがあるんだなぁって感じました。これからもぽのこさんにささやかな幸せがたくさん訪れますように。


何がロケンローなのか|山羊メイルさん

意外なチョイスだったかもしれませんが、私こういう一人称語りのエッセイ大好きなんです。文体からもお酒飲んでる感じしますね。ウイスキーか何かの“ロック”だったりして……?
主に小説を書いている山羊メイルさん、1作品のボリュームが本当にすごいんです。読み応えがあって楽しい。『縄とふき味噌』も読みました。文学好きが思わずニヤッとしてしまう仕掛けの数々、いきいきとしたキャラクター像が印象に残っています。


花降れ|千鶴さん

自由詩をチョイスしてみました。君とぼくはどんな関係性だったのかな、と想像が広がります。向日葵のような「君」はきっと明るく健やかに生きていたのかなとイメージしますが、業なしには生きられない人間、どこかで犯した小さな罪が冥土の審判を下すのでしょうか……
cotenで公開されていた『あの夏を冒険』を拝見したのですが、折れて道路に横たわる向日葵の花がすっっごく好きで。この詩とリンクさせて考えてみたりしました。お写真も素敵ですよ!


[僕にくれたモノ]|ヤスアキさん

日々生きていると、本当は忘れたり無くしたりしてはいけない大切なものを失ってしまうことってありますよね。それを教えてくれる人は尊くて、移ろいの中で大切なことを補い合えるような親密な関係になれたら素敵なこと。そんな恋愛には憧れてしまうものです。
ヤスアキさん、Twitterを見るとアイドル好きさんのよう。アイドルソングの作詞をしてみてもおもしろい創作になるかもしれませんね!


【7月のまとめ/8月の目標】|あーね│大平文音さん

あたたかみのあるやさしい文章が素敵です。わかりやすくて丸みがあって、あーねさんはきっと繊細な心をもった思いやりの深い方なんだろうなと感じました。私には福祉関係の勉強やお仕事をしているお友達が多いので、親近感が湧いてます。
学業と仕事と励みながら、「人がすき」という信念をブラさずに人とのつながりをずっと大切にしているところが印象的だなと思いました。


冒頭3行選手権 『歌は刹那に』|pokazo(ぽかぞー)さん

出だしで「誰のどんなお話だろう?」とワクワクしながら読み進めたら、歌うのお前か!!って大笑いしました。最高です。いい感じにオチがつくところまであっぱれ。『踏むや踏まざるや』も拝読したのですが、ぽかぞーさんの作品は小粋なギャグセンスの高さがとにかく魅力的ですね。個性が溢れています。


時間は作るものだなんてカッコいいことは言えないけれど|suzucoさん

母であり姉であり娘であるsuzucoさんの等身大の物語。巧みな描写で生活の風景がありありと伝わってくるようでした。だからこそ今この時下での苦悩は切実で、胸に迫るような痛ましさは他人事と思えないくらいに刺さりました。noteを書いている瞬間はきっと、家族の中での自分という役割から離れているただの”自分”としての自由があるのかなと感じます。「つぎはぎだらけの時間」ってすごく素敵な表現。
入賞、おめでとうございます。書くことの勇気と楽しさを改めて感じ、救われたような気持ちになりました。受賞したエッセイも本当に素敵な作品です。


短編小説_卒業写真(文芸誌/世瞬 Vol.1寄稿作品)|七屋 糸さん

七屋さんの言葉選びが素晴らしく、読み耽ってしまいました。彼との再会、「ピンで留めたように佇んで」「暮れなずむ街の夕闇に浮かび上がる」と感傷を刺激する描写が場面の絵をグッと立たせます。卒業写真の小窓が、太ももについたアルバムの赤い直角の跡や雨降る部屋の窓のイメージと重なる演出も素敵です。コーヒーと煙草と失恋の苦味。簡単には振り切れないような、忘れられない恋をしたことがある人に刺さる小説です。


桜が咲くように、散るように。わたしの名前は。|sakuさん

文章の圧倒的なボリュームを力強く受け止めました。止めどなく水が溢れるみたいに、身体の内側から全部全部引っ張り出して積み重ねてくみたいに、紡がれたナマの言葉たちに"生きてる感"とも言えるような強靭なエネルギーを感じます。閉塞的な社会で「繋がり」が断たれるたびに、声や音が失われていく恐怖にはっとさせられました。実感がともなっているからこそ説得力があって、切迫感があって。お名前、素敵ですね。
おそらく同い年(?)のさくさんへ。私も下北沢とレモンサワーとクリープハイプが大好きです。


『天翔ける』- Griffin #橘鶫さん企画|穂音(ほのん)さん

アナグラム詩!面白いですね。語彙力とアイデア力が試されそう。「深い 生けるマリン」のニュアンスと耳触りが個人的に好きです。
穂音さん、小説が書けて曲も作れるなんて多才! 個性のある文体からはミステリ好きっぽさがなんとなく伝わります。少しばかりの日本近代の怪奇小説を思わせるようなエッセンスも……?


大人の自由研究 : セミ ファイナル|ちゃわんさん

ガチの研究をご経験されたちゃわんさんが本気で大人のおふざけを楽しむ軽快な読み物。「夏の自由研究」って童心に帰ったようでワクワクしますよね。言われてみれば、「なぜここにセミが……?」という日常の素朴な疑問。そういうことだったんですね。とっても面白かったです。


その後の「くぅちゃんと天使」|ゆりさん

その後の、とあったので前編から読ませていただきました。
心温まるお話。実際にうさぎさんを飼っているゆりさんだからこそ、動物への愛情が作品から滲み出ていて、ペットとの絆の描き方にも思いがこもっているように感じます。


本当に美しい人との夜に|藤田七七さん

描写の深みと豊かさに、まるですぐ目の前からワインの香りが漂ってくるような臨場感を覚えました。バーで嗜む一杯のような芳醇さと大人の夜の街のあやうさに満ちていて、藤田さんの個性が引き立つ小説です。素敵。
私も行きつけのバーを持って優雅にお酒を飲めるようになれたら……!
憧れが募ります。


マンハッタンと阿部真央の三曲で持ち直したお盆明けの夜のこと|はるさん

ウワー!わかる!!ウワー!!!って悶えながら読んでしまいました。私も推し活している人間のひとり、推しは違えどマインドは共通ですね。
はるさんの文体が好きです。言葉選びや軽やかさが魅力的でスッと入ってくる。関東民、マンハッタンは食べたことがなかったので九州遠征する機会があったら探してみますね。


旅の終着点、3度目のアイルランド(2021年9月5日の日記)|kuu🍒さん

無印良品のBGMですね!私も大好きなんです。シリーズ数も多いこの曲集を題材にするとは本当にナイスな企画。
各作品のタイトルもすごくおしゃれなんです。kuuさんの言葉の組み合わせにセンスを感じます。音楽を聴きながらその地方に想いを馳せ、自分の中にある共通点を引き出してみたり、調べ物をしてみたり。楽しくて素敵だなって思いました。


暮らしをみがく ー感覚とことばー CMをめぐって|水野 うたさん

素敵!って思わずキュンとしてしまいました。全然恥ずかしくなんてないですよ。クリエイションは伝わったもの、受け取られたものがすべて。水野さんがまっさらな心で受け止めた感想は、そういう見方もあるのか!と思えておもしろいものです。
「しゅんしゅんと湯が沸いている。」という冒頭の表現も好きです。


私が書くのは、大きなひとりごと|ゆきのさん

ひとりごと。それでいいんだな、と思います。むしろそうであることが素敵だったり、おもしろかったり、価値があったりする。ゆきのさんは時に葛藤しながらも自分と向き合って少しずつ前進したり、克服したりできる芯の強い方なのだろうと感じます。
書くこと、書けることが救いになる人生を思うと私も身が引き締まりました。
5歳のときからブレない夢は宝物ですよ!エッセイ本、楽しみにしてます。


ボス、のちの雨男のこと①|豊満あつこさん

個性豊かな書道部、楽しすぎですね!コミック化できちゃいそう。この話のメインキャラクター・雨男さんもさることながら、あつこさんのキャラの強さも格別。おもしろい方だなぁと思います。
学生時代の思い出、当時を思い出しながらこうした形で残していくのも素敵ですね。


着飾る事は自分自身を愛おしいと思うための手段。|くじらさん

べっこうにゴールドのネイル!可愛くておしゃれで、秋らしくていいですね。誰にも見られなくても自分のために着飾ることって、十分意味のあることだなって思います。特にこの閉塞的な状況下で、少しでも気分を明るくしたり気力を補う手段になったりするなぁと改めて気づきました。


自分を天才と思い込むことは、明日を生き延びる希望だ|響あづ妙さん

猫ちゃんがとってもかわいいです。ヘッダーや他の記事も含めて、お写真の雰囲気も素敵。「好きな街の一軒家で猫と暮らす」、その夢の裏付けとして十分なくらい愛情が伝わりました。
人間、生きてるだけで天才。響さんが少しでも日々癒されながら過ごせますように。


缶ビールと、花火の匂いと、潮の香り|み・カミーノさん

色々読ませていただいた中で、タイトルが私の好みドンピシャだったこのnoteをピックアップさせていただきます!
書き出しも感傷的で、エモい。絵になり詩になり音楽になる夏の夜エモ。大好きです。曇り空、ろうそくの灯、少しぬるくなった缶ビールが風情をもたらすどこかアンニュイな夏の恋、締めの文まで心の琴線をくすぐります。


【まとめ】儚いものマニアなのです。|ともださん

切なく儚いもの。良いですよね……。
ストーリーにそういった要素のある作品って、一見明るいタッチだったり広々とした青空を描いていたりするような印象があります。初見の印象を裏切るような展開があるとグッときますよね。
「切なく儚い」にも色々なベクトルがある中で、ともださんの好みが伝わってきました。私も廃墟大好きです。


ごめんなさい。これが僕なんです。|ハシマトシヒロさん

小劇場役者の女性って椎名林檎好きな方多いですよね。私もその界隈は大変身近なのでよくわかります。私も好きです。
リンク先のエッセイも読みました。演劇の世界そのものが泥臭いような所ありますよね。それに、舞台に立ってカッコイイ自分を見せびらかしたい人よりもどこかコンプレックスがある人のほうが熱心にお芝居やってることが多いのもすごくわかります!!回想特有の匂いがありつつ、サッパリとして読みやすい作品でした。


社食の新月そば。|野やぎさん

野やぎさんの文章が読みやすいのは、適度な"軽み"があるからでしょうか?軽み。素敵です。
文体や言い切りの表現にどことなく太宰治みや清少納言み(枕草子みというのかも)を感じるのですが、意識して書かれたのでしょうか……?
わかるわかる!って頷きたくなるような語り口が印象に残ります。秋は月見、ですね。


八月の記録。|月面サナトリウム 水町 翠さん

水町さんの紡ぐ言葉が本当に好きで、世界観がドンピシャに好みなんです。
「夏のアンニュイ」、なんて良い響きなんでしょう。手書きの自由詩というところが最高に良くて、手書きフェチ(?)な私にはたまらんのです。
8月の青色は美しいですね。終わりが近づくにつれて寂しさを掻き立てられるのがまた良い。透明感があってファンタジックな挿絵の付いた詩集にしたいくらいです。


朝起きて、夜寝るまでの「最高の1日」を考える vol.2|sugaさん

まさに最高の1日!sugaさんにとっての最高ポイントが手にとるようにわかる描写がとても好みでした。
「家の庭に作った簡易型の青空映画館」なんて特にその最たるものであるように感じます。どこか、アメリカの小さな田舎町のようなイメージが湧きました。


夏が終わる。|テラリ・ズムさん

気温の変化よりも先に、空を見上げて夏の終わりを悟るってすごくエモーショナルですね。空の高さが伝わるお写真も素敵です。
短いnoteながらも言葉選びが感性豊かで心癒されました。


noteで公式コミュニティを始めることになった理由|かねともさん

noteの中の人からいいねをいただけるとは!嬉しいです。ありがとうございます。
たしかにnoteでは攻撃的なセンテンスを見ることが少なく平和に感じることが多いですが、ネガティブな題材で言えば悲しさや苦悩を赤裸々に書く方は時折いらっしゃるなぁという印象です。
noteは私たちのプラットフォームですが、その裏側では同じように血の通った人々があれこれ考えたり悩んだりしているんだなっていう当たり前のことを改めて感じました。
私自身、今回のような企画をやってみたことで沢山のnoterさんの人柄を知ったり、書く目的やモチベーションが多様であったりすることを知りました。
noteをやっていて私は楽しいです。いつもありがとうございます。


「楽しい」しかない|verdeさん

楽しいと感じること。文章を書くために理由や意義を並べることも可能ですが、やっぱり「楽しい」かどうかって一番のパワーの根源ですよね。
verdeさんのお名前は「青」という意味のようですが、自由を謳歌するエネルギーや、思い立ったら書き始める情熱的なところ、大人の女性ならではの人生経験の豊かさが滲み出る文体は赤色が似合うイメージがあります。あと私も藤井風さん大好きです。


書くことを学ぼう(育休17週)|マキタシホさん

ライフステージが変化すると、働き方や生活の仕方を見直すきっかけになりますよね。
文章にすることで自分が今何を考えているのか整理できたり、どうしたいのか理解できるという部分もnoteのいいところだなとつくづく思います。
マキタさんがこのマガジンを書き始めたきっかけも興味深いなぁと感じました。


19歳、ひとりでカンボジアに行った。|おなかすいたさん

カンボジア、行ったことがないので夢中になって続編まで読んでしまいました。
楽しく感じたりショッキングな事実に衝撃を受けたり、貴重な経験のできた旅だったことと思います。おなかすいたさんにとって、これからも大切な記憶でありますように。


わたしの唇はアシンメトリー|あおいさん

人と違う部分をポジティブに捉える、という次元を超えてもっともっと普遍的に考えているんだなぁという感じがしました。「私、〇〇県出身なんです」とか「髪がくせっ毛で」くらいの。そして、そうではない人たちがいる事実に卒論を通して気づきを得たというのが印象的でした。
お写真も美少女。


YouTubeには「激しい子守唄コメント」が167件あった|フクイチ

フクイチさんは発想の面白さがピカイチ!
どうやってそれ思いついたの!?とかそんなところに注目する人がいるなんて!?と驚きの連続で。本職のプログラミングを活かしたガチ調査、最高です。検証まで流石すぎる。お母様の協力まで素晴らしい。こういう面白さって必要だなってことは、作品の受賞歴からも読み取れます。


待ち受け画面がフリー素材の春菊である説明をさせてくれ|朽羊歯ゾーンさん

奇抜なタイトルにセンスを感じます。他の作品も同様。冒頭から意味がわからなさすぎて最高でした(褒めてます!!)。
画面いっぱいの春菊にスペイン語のアプリ枠……シュールです。朽羊歯ゾーンさんの個性が際立ってます。


拝啓 わたしのことを嫌いだと思っていたあなたへ|まおみさん

素敵なエッセイでキュンとしてしまいました。
おばあ様の愛情には、親代わりになってきちんと育てなければという責任感が厳しさとなって表れていたのかもしれませんね。幼少期の体験って本当にかけがえなくて、大人になってもずっと原点であり続けるんだろうなと思います。まおみさんが当時を振り返りながら、「なぜ自分がそう思ったか」「自分の行動にはどんな理由があったのか」を深掘りしていく姿勢も印象的でした。


西日の彼|枝豆さん

素敵な詩です。「心の一番遠いところまでとどく」という表現は光の暖かさや包容力を感じました。「彼は西日のような人だった。」も情緒のある表現ですよね。太陽のような人、という表現では日中の強い日差しや元気の良い明るさを想像しますが、「西日のような」となると印象がガラッと変わることに気づきました。


ゴールデンレトリバーの後輩|望月みやさん

冒頭を読んだ時点で「あ、この彼とても!!タイプだ!!」と思って没入してしまいました。過去の経験から少しこじらせている主人公女性のキャラクターも良かったです。恋愛小説はいいですね。この話の前提になったショートストーリーと詩も拝読しました。後輩くんと幸せになってくれ!!!


自分がわからなくなったので、気になる肩書きを一旦全部背負ってみた|はすさん

他人事だと思わなかったのは、私も自分自身のことをあまりよくわかっていないから。けれども自認って不思議なもので「私は〇〇です」と一度表明してしまうとそれが真実か否かはともかく、だんだん事実になっていくこともあって。占いとか見てみると自分を客観視できて面白いですよ!


人生の宝物|砂男さん

共感しながら読んでいました。私も苦手な科目とかは「わかんない!」→「もういいや〜」の流れで勉強がイヤになってしまっていたような。大人になった自分たちが、子供に勉強の楽しさを教えてあげられるのは良いですね。勉強の楽しさって何なのか、本質にグッと近づく掘り下げが素敵だなぁと感じました。素敵なお父さん、微笑ましくなりました。


あとがき

楽しかった!!!とっても楽しかったです!!!
自分発信のnote企画をするのは初めてだったので、「誰からもいいねが来なくてお粗末な結果になったらどうしよう……」と内心びくびくしていたのですが、予想を大きく上回る反響で本当に感謝ばかりです。
いいね、コメント、引用RT、マガジン追加、サポートなどなど沢山いただきました。本当にありがとうございます。

お一人お一人、流れ作業にならないようにじっくり丁寧に読ませていただきました。そうすることで、Web上で直接会えなくてもお人柄を感じ取ることができたり、おもしろい経歴や多彩な作品の振り幅に驚かされたりと色々な発見や出会いがありました。

人の作品を読むことでやっぱり文章も文体も一つとして同じものはないと確信したし、個性とは何かを考えるきっかけにもなりました。
誰かの作品と並べて自分の書いた記事を読み直すことで、「私の文体ってこういうのがクセだな」なんて気づけたのもおもしろくて。

それだけ充実した時間を楽しむあまり、8月末で夏の終わりとともにエモくフィニッシュの予定が9月半ばまで延び延びになってしまったことは本当にすみませんでした。特にお待たせした方々!!気長に待っていただき感謝しています。

今回限りのご縁ではなく、この先もnoteやTwitterで仲良くしていただけると嬉しいです。
ご参加いただいた方、読んでいただいた方、本当にありがとうございました!

おしまい

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線香花火、最後1本の火の玉おちた。

「8月31日」の日めくりカレンダーをちぎって捨てる。

暗転

おやつを恵んでいただけると、心から喜びます。