紙の上で考えるんだ!
イラストレーターのみずきのりんごです。
ここ数か月、月の半ばくらいは眼精疲労などで倒れてることが多いです。
倒れると思考せずに感覚で生きることが増えます。
感覚で生きると手癖でできることしかやらなくなります。
感覚が鋭い時は感覚だけで生きられるのですが、自分を生存させることが最優先なモードなので、凄く処理速度が落ちて最低限しかできなくなります。そして不安症が発動してしまう。
そんな状態の時おろそかにしがちなのが紙の上で考えることです。
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私はたくさん考えてしまう性質らしく、SNSなどで長文の思考垂れ流しなどもよくやってしまう方でした。垂れ流して客観視する感じですね。
そんな思考の垂れ流しを1年前から紙の上に出すようにしました。
今考えてること・悩んでること・タスクなどなど全部ノートの上に書き出していきます。アイデアを出すのも全部ノートの上です。
全部出して俯瞰すると思考の同道巡りがなくなるので、凄く効率が上がり出力量が増えました。我ながらとてもいい習慣を身に着けたと思います。
しかし上記の生存最優先モードになってしまうと、ノートすら開かなくなります。
以前書いたnoteに自分の限界について書いたものがあるのですが、ここでも紙に書いてないとダメ、みたいなことを書いてまして。私は根本的に紙の上で考える人なんだなぁと。
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イラストを描くにも紙の上でああだこうだコネコネすることが多いです。それも「紙の上で考える」ですね。
最初はちょっとしたラクガキや棒人形だったりするものが、どんどん思考が広がっていき、ひとつのイラストになっていく様は自分でも面白く感じます。
その流れで、昔ものすごい出力量だった時、ひたすらラクガキをしていたことを思い出しました。出来上がる作品の物量もさることながら、画力の向上、アイデアが無限にあふれて追い付かない!という経験をしたこともあります。
それもこれも「紙の上で考えていた」から。
手と頭を連動させると、凄く思考が爆発するのです。
デジタルでも思考を書き出したりラクガキはできますが、アナログほど拡張しないのは「手の運動」が足りないからかもしれませんね。
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小さい頃から紙の上に描くのが当たり前だったので全然意識していませんでした。しかし日常や家事に追われ始めると情熱も何もかも薄れ行き、全体的に速度や量が落ちていくばかり。
そこを打開する手段の一つとして、改めて紙の上で考え事をしたり、ラクガキする大切さに気付きました。
これからも隙あらば、なるべく紙の上に書き殴っていこうと思います!
頭の中で考えるな!紙の上で考えろ!
今日はそんな記録でした。
ではまた!
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