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忙しい中、自分を救ってくれた3つのこと

3月、仕事の状況が最悪すぎて、頭痛が止まらず家に帰っても仕事の段取りや少しでも早く終わる方法を考え続けて、何度かこのまま逃亡しようかなと思ったほどだった。(結果的に逃亡はしないで今に至ってる、それが良いことか悪いことかはわからない)



状況としてはこんな感じだった


1-4月2週目くらいまでは元々繁忙期で、年度末の仕事と、年度を始めるための仕事の隙間に、今年度中に終わらせるために誰かが無理やりねじ込んだ仕事、誰かがやるのを忘れてたのか信じられない短い締切で来る仕事、その他諸々が押し寄せていて、メールや仕事のグループウェアは半日目を離すと100件ってかんじだった。

私は今3歳の小さい子どもがいて、時短勤務している。多忙な状況でも保育園のお迎えはあるので、時間の制約もある。


することが沢山な上に新しいこともどんどんきて時間の制約はあるというかなりしんどいところに、しんどさの決定打として3月中旬、上司が当然休んだ。

もう何ヶ月もあんまりチームとしてうまくいっていないと個人的に感じていたのだが、ついに上司の休みに至ってしまった。メンタル的なことらしい。

上司が休んで人員が減ったが、今の繁忙期の状況は何も変わらず、上司は有給休暇・病休扱いなので人員の補充もすぐには期待できないらしい。
上司が休んだことで上司の仕事も担当することになり、上司が休んだことをどうするかという打ち合わせも何度も発生し、もう、この世の終わりだった。

さらに言うと上司が休む前も、チームがうまくいってないっていうことで、ベテランのパートさんが2人上司が嫌になって辞めてしまい、代わりに雇った新しいパートさんに仕事を教える仕事も発生していた。

さらに2月くらいからチームがうまくいってないことについて、上司や更に上の人とも何度も打ち合わせをして時間を使っており、本来は繁忙期の今やらなくてもいい仕事までてんこ盛りってかんじだった。

とりあえず無茶苦茶だった。


自分を救ってくれたこと

こんなしんどい状況で、自分を救ってくれた事実が3つある


1つめは、知識とスキル

今している仕事は、過去にも私が何年もやってきた仕事で、知識とスキルが結構あり、ほとんどは知ってることだったり、前提知識やスキルがあって、だいたいの行程やスケジュールや使用ツールやキーパーソンを想像することができ、応用がきいた。

なので量と時間が問題なだけで、「この処理の方法が全くわからないのでやり方を調べるところから」とか、「この問い合わせ、意味すらわからなくて、誰に聞いたら解決するか、キーパーソンを探すところから」ということがほとんどなかった。

やり方がわかっていたら、人に教えて、代わりに対応してもらうこともできる。

これは過去の平常時に、地道に積み重ねてた結果だと思う。サンキュー過去の自分…!


2つめは、お金

私は趣味がお金貯めること、株ってかんじで、お金をある程度貯めているし、投資信託や株に変えて持っている。
また旦那さんも仕事をしていて、私以上の稼ぎがある。

多分今すぐ私が仕事をやめても、有給消化して、失業給付も受けたうえで、3年くらいは私は何もしなくても家計的には大丈夫だと見込める。3年もあればきっと次の仕事もなにか見つかるだろう。

お金のためにこの仕事を辞めてはならない、しがみつかなければならない、ってなると逃げ道がなくなりしんどかったと思うが、そうでなかったので、メンタルを守ることができた。

「ほんとに嫌になったら辞めたろ〜、お金は、投資信託でも売ればなんとかなるし〜」、は今も本気で思ってる。 


3つめは、子ども

私には今3歳の子どもがいる。子どもにとって母親は私だけ、親は私と旦那さんだけだ。そして3歳児は親に一緒にいてもらうことを必要としている。

一方で、会社で働く人は基本的に代替可能で、私が去ったところで代わりの人はいくらでもいる。また私も、私がいなくなっても誰でも代われるよう、属人的にならないように仕事を残している。

3歳児との時間・親としての自分も蔑ろにしてはならない大事な役割だ、という視点があることは、仕事の役割しか見えず仕事だけにムキになることから自分を守る理由になっていた。


これら3つのこと、

要するに、過去の自分の積み重ね(知識・スキル・お金)と、別の視点(子どもの親としての役割)があることが、仕事だけしか目に映らずいっぱいいっぱいになることから自分を救ってくれた。

仕事だけになって、私までメンタルを壊さないように気をつけようと思う。


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