第10章 「プロ無職」とは?これからは暇人がイノベーションを起こしていく

この章では僕の肩書きである「プロ無職」について大真面目に解説したいと思う。いよいよこのマガジンのタイトルである「解体新書」っぽくなってきた。

この肩書きをいつから名乗り始めたか正確には覚えてないのだけれど、様々な反応がある。

・キャッチーだ
・覚えやすい
・インパクトがある
・は?プロ...の無職...???

面白がってもらえることが多いが、一方こんな反応も多い。

・いや稼いでるじゃん
・ポジショントークだ

正直に言えばまぎれもないポジションのための「プロ無職」という肩書きだったことは認める。

前章の「余白のデザイン」のために、あえて自分を下げることを意図した肩書きだ。こうすることで「出る杭は打たれる国」日本のネット社会で、炎上リスクを抑えつつ発信力をつけていくには、ベストなポジションだと考えたからだ。

しかし前述の通り、「全然無職じゃない」「プロ無職なんてポジショントークだ」という声が増している。

一時期「もうこの肩書き辞めようかな?」と思いこんな記事を書いたことがある。

プロ無職という肩書きの限界

しかし、先日クラウドファンディングで支援頂いたお金でヨーロッパを1ヶ月かけて周り、ドイツのベルリンやデンマークなどで多様な文化とアートに触れた。

その時に、「いやこれからはプロ無職で間違いない」という結論に至った。

人間は「暇だった」からこそ文化を生み出してきた

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