第14章 さいごに

以上、長々と偉そうに僕が辿ってきた人生と現在の「プロ無職」というキャリアや仕事術について語った。

これからはAIが人の仕事を奪うやら、フィンテックとブロックチェーンが銀行を潰すとか、まあ色々言われている。インターネットが人の価値観、金融の仕組み、ライフスタイル、ありとあらゆるものをひっくり返そうとしてる。

どんな未来が今後訪れるかしっかり先を読み、考え、いま実行する必要があるのだ。なんとか僕は「人に指示された仕事さえしとけばお給料もらえるし生活も保証してもらえる」という思考からは抜け出すことができた。

そして、これから来る混沌の世の中をある程度サバイブして行く自信もある。

それは現在進行形で人の10倍トライ&エラーを繰り返してきたし、ネットが発達した時代にあえて現地まで足を運ぶ「現場主義」も徹底してるからだ。

世界のITメッカ・シリコンバレーは毎年訪問して情報収集してるし、取材を通して自分より能力の高いプレイヤー(企業役員や起業化、投資家など)の生の声とマインドを拾うことを怠らない。それを、もしくはそれと同等のことを君たちはやっているか?という話である(偉そうでスーパー申し訳ない)。

会社員として働くことに絶望したあの日。辞めることは簡単、でも知らないことだらけ、未来は真っ暗。だから自分を早急にレベルアップさせる必要があった。独立して1年半、楽しいことも大変なことも非日常的なことも、本当に色々あった。

だから最後に言いたいのが、世の中の常識とされてるルールに常に疑問を感じ、考えるクセをつけて欲しい。そして情報を集め勉強するんだ。学んだことはすぐにアウトプット(発信)しろ。それが「信用」や対価としての「お金」に変わる。そのお金をさらに投資して欲しい。

AI時代を生き残る最初の方法は、考える力を奪われたその脳を呼び起こすことなのだ。

これから...

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