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【ジュニアNISA】2023年かけこみで購入した銘柄紹介。

18歳まで引き出し不可がネックとなりずっと手を付けなかったジュニアNISAでしたが、新NISA移行にともない今年から年齢にかかわらず引き出せる!!とデメリットが解消したので(あくまで個人の感想です)
昨年滑り込みで子供たちのジュニアNISAで個別株を購入しました。
※ジュニアNISAはすでに終了してしまった仕組みです※

いつでも引き出せるとなったもののNISA口座は配当金も非課税ですので、すぐ売るつもりはなく、長期で持っていて良いのではと吟味した銘柄をご紹介したいと思います。
子供の口座での購入だったのでかなり慎重に選んだつもりです。
【新NISA】でもオススメできる銘柄にもなっていると思いますので、
ご興味のある方はぜひご参考にしてみてください。

全部で5銘柄紹介しています。

(ジュニアNISAは一人年間80万円までという上限でしたが、これからご紹介するのは2名分の銘柄になるので総額は80万を超えます)



  • ザ・パック(3950)【優待あり】
    個人的には決してメジャーな銘柄ではないと思っているこちら。
    正直ジュニアNISAで買う銘柄を調べているときにはじめて知った銘柄。
    業種としては“パルプ・紙”。百貨店や専門店向け等の紙袋で最大手。
    紙器でも有力。段ボールや紙おむつ用袋も手がける。
    配当金は6月12月の年2回、株主優待も6月12月の年2回。
    株主優待は100株以上と最低単元の保有でよい点も高評価。
    6月は500円相当の図書カード。
    12月は1000円相当のクオカード。
    保有年数のしばり(1年以上保有した株主といった条件など)もない。
    配当は2023年実績で6月(1株)35円、12月55円と年間で90円。
    100株持っていると配当金が9000円もらえ、1500円分の図書カードクオカードなので、合計10500円。

  • ispace (9348)【優待なし】
    優待も配当もない銘柄。
    値上がり益追求のためでNISA口座で購入。
    こちらは昨年のニュースで耳にした方も多いので意外と知名度もあるかもしれないが、宇宙ベンチャー企業。業種は“サービス業”。
    昨年月面着陸を試みたが月面手前で失敗。今年もチャレンジすることが決まっている。
    こちらは子供も保有したいと希望したため少し投機的な要素もあるが、日本の宇宙ベンチャーを応援したい気持ちもあり購入。
    月面着陸成功、ミッションの成功を重ねることで株価がどこまであがるのか楽しみもある銘柄。
    ただし日経平均への連動性も低く、景気状況とも連動しない銘柄。

  • オリエンタルランド(4661)【優待あり】
    こちらは私の趣味の意向も非常に大きい銘柄。
    知らない人はいないであろう東京ディズニーリゾートの会社。
    業種は“サービス業”
    2024年6月にディズニーシー新エリアオープン。新ホテル開業。
    2027年新スペースマウンテン開業予定。
    チケット単価上昇、訪日客増で客足も順調。物販や飲食も高水準。
    昨年株式分割を1株から5株にしたために株主優待も500株からとなったが、23年9月より3年以上継続保有した場合100株でも1デーパスポート1枚がもらえる。
    新エリア開業や今後新規アトラクション開業を機にパークチケットの値上げの可能性もあり、今後も客単価の増加を予想。
    配当金は非常に少ないので、値上がり益と株主優待目的で購入。
    今後も1デーパスポートは値上がりしていく可能性が高いので、優待に変更がなくとも株主優待価値が上昇する可能性あり。

  • トヨタ自動車(7203)【優待なし】
    本当に知らない日本人がいないであろう日本を代表する企業、銘柄。
    4輪世界首位。国内シェア3割超。
    業種は“輸送用機器”。
    ダイハツや豊田自動織機の不正事案が続いたものの、過去最高の販売台数を記録し、株価も好調。
    株主優待はなし。
    配当は2023年実績で3月(1株)35円、9月30円と年間で65円。
    100株持っていると年間で6500円の配当金がもらえる。
    今後増益幅が拡大すれば株価の上昇だけでなく配当金の上昇期待もある。

  • アドバンスクリエイト(8798)【優待あり】
    株主優待銘柄としては比較的メジャーな銘柄。
    ただ個人的に保険会社はあまり好きではなかった為保有経験なしの銘柄。
    ジュニアNISAで初めて購入。
    子供がカタログギフトが欲しいということで、すでに他の銘柄を購入した残りのNISA枠で買える株価から選んだ銘柄。
    生損保代理店大手、販売はネット中心に店舗、電話、訪問、協業など展開多様。
    業種は“保険業”。
    株主優待は100株以上で2500円相当のカタログギフトと福利厚生サービス利用権。
    配当金は2023年実績で3月17.5円、9月17.5円と年間で35円
    100株で配当金3500円、株主優待のカタログギフト2500円と合計6000円相当。
    株価が10万程度で推移している為、手を出しやすい銘柄。




投資をするうえで全てに言えますが、購入金額を下回ることもあれば利益が出ることもあります。
配当金は債券の利回りのように約束されたものではないので業績等の理由から減額や配当なしの可能性も含んでいますが、逆に配当の増額の可能性もあります。
今後この企業、あるいはこの業種はどうなるだろうかと自分なりの予想を立ててから購入すると、売却する時の目安になったりもします。
配当や株主優待、PBRやPERの数値等条件だけで銘柄を選ぶのではなく、チャート(株価のグラフ)をみて研究したり、自分なりの今後の景気状況の予測を立てるのがおすすめです。

それが難しいんだよということも知人友人からよく聞くので、あくまで参考に私の考え方を一つご紹介します。

今回紹介した最初の銘柄のザ・パック。
コロナが5類になり、コロナ前の日常が戻ってきた中、消費も観光も制限なく好調です。訪日客も多く、伊勢丹等の百貨店業界の業績の回復も良い状況で百貨店の紙袋も消費量が増えると予想しました。
ビニール袋は有料化になりましたが、紙袋は無料で配られるところも多く、また贈答用では紙袋は必須の為有料化されているところでも消費が大きく落ちこまないのではと考えました。
また、運送業で人手不足も指摘されるほどネットショッピングは好調で、段ボールの需要も今後も伸びていくと予想したため、段ボールも手掛けている企業は、その需要拡大による業績期待もありました。
こういった理由から、株主優待や配当利回りだけでなく株価上昇も期待でき、もし予想が外れたとしても配当や優待が維持されるのであれば長期保有し、株価が回復するのを待てばよいという考えのもと購入しました。

これは私個人の考え方でこれが正しいというわけでもこの銘柄を買いましょうと推奨しているわけでもありません。
ただこのように少し先を見通してから株を購入し、下がった場合にどうするのかも考えてから購入すると上げ下げに右往左往せず、ストレスになりにくいかと思います。

投資初心者、NISA成長枠での銘柄を探している方、株主優待好きの方はよければご参考にしてみてください。
長い投稿となりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。

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