病気には原因がなく、有意義な意図もない。まったく存在しないものである

病気には原因がなく、有意義な意図もない。まったく存在しないものである。
病気は、リアルを隠し、攻撃することが目的である。

病気は自分で下す決断であり、自分で立てた計画である。自分で築き上げたもの、蓄積したものがこれ以上脅かされずにすむための防御だ。
病気によって「肉体は自分は切り離されてはおらず同じである」に違いないと思えることで、肉体と自分を同一視するようになる。
肉体が痛みに苦しむので、自らも苦しみ、その苦しみの中で肉体と一つになる。こうして「もしかして自分は、この物質の塊以上の存在かも?」という考えを沈黙させる。だって、このチリの塊は自分を苦しめるのだから、リアルだと感じてしまう。それが実在しないはずはないということになる。これが病気の目的である。

つまり、病気とは「自己を肉体と同一視させ、幻想世界で築き上げたものを防御する」ことを目的としている。

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