「成長しない選手」の共通点
「成長しない選手」の共通点
自分のこれまでのサッカー人生を振り返り、また今現在ジュニアユース年代を見ている中で大まかに3つのパターンがあると考える。
1つ目は、言うことだけが大きくて少しの成果や結果が出た途端に天狗になる選手。
例えば、夢や目標は大きいのに自分が好きなスマホのゲームや娯楽などの誘惑に負けてやるべきことをやらない。だけど、少し成果や結果が出てしまうと、あたかも今までの自分のサッカーに対する姿勢が正しかったのだと勘違いしてしまい、今までと変わらず努力を怠るという典型的な例。正直、論外である。
2つ目は、熱はあるけど努力の仕方がわからない選手。あるいは努力の方向性が間違っている選手。
たとえば自分が課題だと思っているモノに対して必要以上の時間と労力を注ぎ込んでしまい、それを活かすためのアプローチが全くできていない等。そういう場合は、やはり周りのチームメイトや指導者に自分の課題を聞いてみるべき。意外と的確なアドバイスがあると思うし、自分だけでは気付けない課題と向き合える。
3つ目は、苦しい努力をしている選手。
僕自身が幼少期にスペインにいる時がまさにこれだったが、たとえ自分の課題に対するアプローチが正しかったとしても、『苦しい』という負のエネルギーから得られる物は本当に少ない。それよりも、日々充実しながら「楽しい」と思える正しい努力を楽しいと思える環境でやり続けるべき。その環境は、良い仲間との出会いの中から生まれる。良い仲間が身近にいなければ、そもそものサッカー環境を変えるべき。
情熱は足りてるか。
いただいたサポートはジュニアユース運営の足しとして使わせていただきます。