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ひとりでロックスターになる方法 ep.05

ご覧いただきありがとうございます。現在、未公開の記事がep.08まで書けている状態で、この調子ならep.10くらいで全部書き終わりそうです。せめてep.20くらいまでは頑張りたいので、その他に書いて欲しいテーマや悪口などあればコメント欄からお願いします。

引き続きソロアーティストのメリット、デメリットについてです。

責任

これが結構なもので、メリットでもありデメリットでもあります。音楽活動をしていく上で必ず責任というものが生じてきます。

誰かの指示や管理のもとで動いているわけではないので、全ての行動や発言に気をつける必要もあります。
間違ったことをしたら謝りますし、間違ったことを言っている人がいたら直接正したりもします。

お金の件もそうです。自分で管理をしなければいけないですし、ギャラや出演料の交渉も自分でやる必要があります。スケジュールの管理もそうです。

あと、やる気です。モチベーション。

とにかく自分が動かなければ何にもなりません。活動は止まるだけです。死んだアーティスト扱いとなります。

かといって目的もなくただただライブを続けているだけでは何も生まれないので、戦略を練って攻めていきたいカテゴリやグループにアピールしていく必要もあります。

一年後にはあの位置に行って、このタイミングでリリースをして、など具体的に目標をたてる必要があります。

性格的に引っ込み思案であっても、共演者やスタッフと良い関係を築く必要もあります。黙ってもじもじしてても誰も何も言ってくれません。

メリット面からいうと自分で全てをコントロールできます。ライブのペースも決められるし、練習の時間も場所も問いません。自分が出たいと思ったライブにしかでませんし、疲れたらしばらく休む事もできます。

音楽性だってそうです。バンドでは無いので音楽性の不一致という謎の現象も起こり得ません。バンド内での喧嘩や、仲違いもありません。一人ですので。解散も無いでしょう。一人ですので。

私の場合、活動休止にした理由は子供が出来たことが大きく、それ以外は特にありません。
ちょっと薄毛になってきたし、健康診断で肥満警告されたので人前に出るのが恥ずかしいなとかは少しあります。それくらいなもので、音楽性が不一致とかはありえないですね。自分の音楽を否定した事は無いです。

というように自分でちゃんとなんでも出来れば全然問題ないし、メリットだらけです。
どうしても不得意な事があるのであれば、そこだけ誰かにお願いするとか、たまに友達を利用して手伝って貰ったらいいと思います。
私も時々、友達の田口くんや、貝原くん、岡野くん、岡本くん、鳴川くんなどに面倒くさいことを頼んでましたし、そういうのもチームプレイだと思います。

打ち上げ

これが私が一番苦手としていた分野なので、これを読んでいるソロアーティスト志望の君は絶対に真似をしないように。
ぜひ打ち上げは出てください。

私は14年間ほど音楽活動をしてきましたが、打ち上げは10回も出てないと思います。理由は殆どが終電ですが、お酒が苦手ということもあったりします。

バンドの場合、5人のうち3人が打ち上げに行けばなんとなく打ち上げに行ってる感があるし、そこでのきっかけを作るチャンスにもなりますよね。私は0か1なので、行くか行かないかなので、本当に誘ってくれた方にはここで謝罪したいです。すみませんでした。

打ち上げは共演者同士の関係を深めるとても良い場所です。できる限り出るように、なんなら仕切るくらいで参加してください。

ただ、ひとつ言えることは"私の場合、打ち上げに出なくてもなんとかなりました"という結果論もあります。しかし、出ておけばもっと色々面白い話はあったかもしれません。

今から15年前に戻れるなら私は打ち上げに出るだろうか。

多分出ません。お家が好きだから。

ライブ

ライブにはとてもメリットが溢れています。

それは身軽。これしかないです。体一つでライブに挑めます。また場所も環境も問いません。音が鳴らせてマイクがあれば外でも喫茶店でもどこでも出来ます。

機材が少ないので移動が楽です。機材車なんていりません。物販を運ぶために軽自動車があれば問題ないです。物販なんて遠方なら送ればいいです。
ひとりなので交通費も一人分。新幹線にもガンガン乗ります。

オファーする側にもメリットがあります。なんせひとりなのでギャラも一人分で安いです。セットチェンジも短いので使いやすいです。なんならフロアで歌うこともできます。

このフットワークの軽さはバンドには出せない特徴だと思います。

ライブにおける唯一のデメリットが、移動が孤独。楽屋が孤独。帰り道が孤独。ということくらいです。
ええ。

あと、移動も電車とかが多いので、お客さんと遭遇することが多いです。リアルにひとりなので遠くからコソコソ話しされます。話しかけられることはほぼ無いので、別人を装うことでその場をクリアしてください。

とまぁ、こんな感じでしょうか。メリットとデメリットは。

まとめますと
ひとりなので気楽だけど、自分が頑張らないと何も始まらないから気をつけて

また他にもあれば、都度お話しさせてもらいますね。

#エッセイ #音楽 #バンドマン #リバーシブル吉岡 #ひとりでロックスターになる方法

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