Galaxy Buds Pro ②:【レビュー】三拍子揃ったおすすめイヤホンは最新アップデートで更に良くなってた(5/16)
先日noteに書きました通り、欲しくなって欲しくなって、結局Galaxy Buds Proを買いました。
ちなみに、ちょうど1年前。
初代Galaxy Budsのアップデートを喜んでいる記事を書いてたり。
初代Galaxy Budsは中古で入手したものだったんですが、やっぱりGalaxyスマホとの相性が良かったこともあり、あれよあれよという間にこの1年でGalaxy Buds+、Galaxy Buds Live、そしてGalaxy Buds Proを入手するに至ってしまいました。
初代Budsはもう手放しちゃいましたが、Buds+とLiveは家族が使っているので、まぁ、無駄ではなかった、無駄ではなかったのだ(2回言った)。
とまぁ、ここ2年ぐらいGalaxy Budsシリーズを使い続けてきた私、というバックグラウンドを冒頭に付記した上で、「私じゃないと書けない/書かない」ような、パーソナルでニッチなGalaxy Buds Proレビューをお送りいたします。
音質はどうなのよ?
まずは約2万円のイヤホンという立ち位置における「音質」が気になりますよね?
はい、これまでのGalaxy Budsシリーズと比べると、さすがProと名のつくだけあって一番良いと感じております。
これまで、初代BudsよりもBuds+、Buds+よりもBuds Liveの方が良い音だと感じてきた私ですが、そのBuds Liveと比較してもBuds Proは良い音なのではないかと。
もう少し具体的に言うと、Buds LiveとBuds Proはおんなじような傾向の華やかさ(どちらもイコライザは標準で愛聴しています)なんですが、Buds Proの方が解像感が高いというか「楽器毎の音色が混ざらずにクッキリ」と感じられる気がします。
おそらく、これってProが2-way Speakerシステムになっている恩恵なんじゃないかなぁ、と思います。
で、なんというか音に広がりというか幅がある(Dolby Atmosとか360オーディオとかOffにしていても)ので、音量上げ気味でも「うるささを感じない」です。つまり、聴きやすい!
一方、個人的な好みで言うと、高音がほんのもう少しだけ抜けてくれると良い気もしますが、もしかすると、ここが「うるささを感じない」ことと微妙なレベルで関係しあっているのかもしれません。
耳に付けやすい?
TWSというものはその名の通りバンドとかヒモとかがありませんので、その形状をもって耳にいい感じに固定されなければならず、そこが緩いと落ちちゃいますし、キツいと痛みの元になってしまいます。
Buds Liveの時は「豆型」という独特なデザインということもあり、どのように耳にセットするのが正解なのか、なかなか悩ましいと感じておりました。
いや、アクティブノイズキャンセリング(以下、ANC)の効きを気にしなければ普通に耳に突っ込んでも然程問題は無かったのですが、どうせならANCも最大限有効にしたかったこともあり、いつまで経っても試行錯誤をしていた印象です。
で、今回のGalaxy Buds Proの場合はというと、あまり迷うことなくサクッと耳にセットできるようになっています。
マニュアルにも記載がある通り、R(またはL)の表示を正面に見てそのまま耳に突っ込めば基本的にOK。突っ込んだ後にグニグニとしておけばより座りが良くなる気もしますが、突っ込んだだけでもちゃんとANCは効いてますね。
あまり強く押し込まないからだと思いますが、個人的には1時間付けたままでも「耳が痛い」とは感じないです。もちろんここは個人差があるところだと思いますが、ポイントは「押し込みすぎない」というところじゃ無いかと。
ANCの効きはどう?
上記で、耳に突っ込んだだけでもANCが効くと書きました。実際、室内では「シーーーン」って感じになります。
Buds Liveよりも効いている印象です。
ただ、まず最初に「耳にあったイヤーピースにちゃんと変えておく」必要はありますね。
私の場合、開封時に標準でセットされていたMサイズのイヤーピースだとANCの効きが悪いと感じてしまいましたが、その後にLサイズに変えたらバッチリでした。
付属するイヤーピースは左からS・M・Lの順番で、見てわかる通りSサイズはM・Lと比べて背が低く、一方LサイズはS・Mと比べて直径がやや大きいです。
Buds Proはノズル部がそれほど長いわけでは無いので、直径の大きいイヤーピースを選ぶことで外耳孔を塞ぐ感じが良いのでは無いかと思います。
一方、通勤時によく乗る「窓が少し空いた地下鉄車内」で試してみたところ、完全に走行音が消えてしまうような強力さはありませんでしたが、ノイズが全体的に後ろに下がってくれるのでボリュームを上げなくてもメディア音はちゃんと聴くことができました。
この辺、Buds Liveと比較して非常に実用的なANCだと思います。
「周囲の音」が自然な感じ?
Galaxy Buds Proの特長として(ある意味)ANC以上に期待していたのが「周囲の音」機能と「音声検出」機能です。
要は「ANCがよく効くほどに密閉性の高いイヤホンだと外音がよく聴こえないので、周囲の音をマイクが拾って自然な感じで聞こえるようにしてくれる」機能ですね。
これはBuds+にも搭載されていて重宝していたんですが、Buds Proはより自然に聞こえるようになっています。生耳で聞くよりは気持ちモヤっとしていますが、加工された感じも薄く、自然音として聞くことができるようになっています(取り込みレベルは小・中・大・特大の4段階から選択可能)。
で、ANCオンか周囲の音オンかはタッチセンサー長押しで切り替えられるように設定可能なんですが、そこで便利なのが「音声検出」機能。
ANCオンの状態であっても、装着者が話し始めたら自然に「周囲の音」オン状態になってくれるという機能です。
これ、検出の閾値がシビアだとしょっちゅう周囲の音に切り替わってしまって音楽が聴き取りづらくなるのでは・・・と懸念していたのですが、ちゃんと「話し始めないと切り替わらない」ように設定されているんですよ。
ちょっとビデオに撮ってみたんで見てみてください。
「あああああ」とか咳払いではANCは解除されませんが、「あいうえお・・・」と話し始めたら「周囲の音」モードに切り替わっているのがわかるかと思います。
なので、単に口から音を発しただけでは切り替わらないようにちゃんと調整されているんですね。
ちなみに、自分以外の人が話しても認識しないです。あくまで「装着者が話し始める」のを検出するようになっています。
という事で、自然な「周囲の音」機能と、会話を認識して自動で切り替えてくれる「音声検出」機能のおかげで、イヤホンつけっぱでもコンビニで買い物できますし家族とも会話ができますよw
他社のTWS使っている人なら、この機能の有意性は理解いただけるんじゃないでしょうか。
タッチセンサーが感度良すぎって聞いたけど・・・
私がBuds Proを購入してセットアップしたら、いきなりアップデートが来てたんですよ。
・エッジをダブルタップで音量調節が可能に!
・タッチ操作が安定化!
・ANCと音声検出が安定化!
海外版を先行して購入した人や、国内版を発売日に買った人のレビューを見てると
・タッチの感度が良すぎて、ちょっと位置を調整しようとしたらタッチしたことになってしまう
・タッチセンサー長押しにANCオンオフを設定してしまうと音量上げ下げができなくなってしまう
っていう不満が結構な頻度で書かれていたんですが、それがこのアップデートで解消しています!
このようにエッジの部分をダブルタップすることで音量調節ができるようになり、長押し機能と併用することができるようになりました!
また、センサー感度を調整したのか、Buds Pro本体をつまんで位置を調整してもタッチセンサーが誤反応することはほぼ無くなりました(それでも稀にエッジのダブルタップになっちゃうことはありますが)。
この辺、先行レビューを読んでいて気になっていた方に是非ともお伝えしたいところ。
ぜひケースを作ろう!
見てお分かりの通り、Buds ProのケースはBuds Liveのケースとほぼ同じ外見なんですよね。
ということは、ケースが使いまわせる・・・!
はい、Buds Liveの時に使っていたケースをBuds Proで流用することにしました。
このケース、なんとオンラインで自分でデザインできて送ってもらう事もできるんです。
ケース代300円+配送料370円で、合わせて670円でオリジナルケースが作れます。
Buds Proを買った人はぜひこちらでオリジナルケースを作ってみてくださいね!
という事で、満足すぎる
以上、極私的Galaxy Buds Proレビューでございました。
音がいい・付けやすい・先進機能が有用、という三拍子揃った、非常にお勧めできるイヤホンだと思います。
ただし、やっぱりGalaxy Buds Proの機能を最大限利用するにはGalaxyスマホが必要となる点だけご注意くださいね。
逆にいうと、Galaxyスマホを使っているならGalaxy Buds Proを買わないのは損なのではないか・・・とすら思ってしまいます。
ちなみにハイペースで新商品が出ているGalaxy Budsシリーズですが、次に出てくるのはどうやら「Galaxy Buds 2」というGalaxy Buds+の置き換えモデルになる模様です。
つまり、しばらくはGalaxy Buds Proがハイエンドモデルという位置付けは変わらないのではないか・・・!(推測)
という事で、ご興味のある向きは色々理由をつけて購入検討してみてはいかがでしょうかー。
【続き:ウレタンイヤーピースに取り替えてみました】
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Budsシリーズ以外にも、うさんくさいnoteを色々書いています。
【昨日のnoteはこちら】
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