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「テレワーク」だからラク、ってことは無いけど幸福度は変わると思う。(4/20)

一昨年の時点では「笛吹けど踊らず」の感があったテレワーク推進活動の数々。
2020東京オリンピックでの都内混雑を避けることが当時の主な目的の一つだった・・・というのは今にして思えば随分と平和なことだったなぁと感じてしまいますが、だからこそそれほどみんな我が事としては捉えてなかったんでしょうね。

それが今では国家存亡の危機・・・は過言かもしれないけれど法律で強制力を持たせようとする程に国家施策としてテレワークを推進することになったご時世です。
かかる背景はさておき、「テレワークというもの」自体はやはり、一昨年の時点で言及されていたように「ワーク・ライフ・バランス」に大変に良い影響をもたらすものだと身をもって感じております。

ワーク・ライフ・バランス

以前ほどのゆとりが無い今となっては「ワーク・ライフ・バランス」という言葉はあまり聞かなくなってしまいましたが、内閣府のホームページでは「ワーク・ライフ・バランス=仕事と生活の調和」が実現した社会の具体例として下記の記載があります。

(2)健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
働く人々の健康が保持され、家族・友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のための時間などを持てる豊かな生活ができる。
http://wwwa.cao.go.jp/wlb/towa/definition.html

私はと言えば、幸いなことに会社によるテレワーク環境の構築のおかげで自宅からでも出勤時と同様の仕事環境が得られるようになり、なんとか仕事上の責任を果たせるようになっているかなと思いますが、一方で業務に対する接し方・取り組み方は可能な限り出社時と同様となるよう努めています。それは服装だったり、勤務態度だったり、ですね。
むしろ、座席を立つことが出社時よりも減ってしまい、腰が痛くなってしまうことも(なので椅子を買った)。

以前は考えられなかった「豊かな生活」

一方で勤務と直接リンクしないところ・・・通勤や昼食については、これまでの会社員人生では考えられなかった「豊かな生活」を得ることができました。

例えば朝。
朝食前に散歩に行き、帰ってきて家族と談笑しながら朝食を取り、朝の連続テレビ小説を見てから着替えて仕事に就く。
満員電車に揺られる朝の1時間前後の時間が不要になることの、なんと素晴らしいことか!

そして昼。
12時に部屋のドア(我が家はスライドドアですが)を開けると、タイミングを合わせて奥さんの準備するご飯がちょうど出来上がり、晴れた日はバルコニーで一緒にお昼を食べる。
以前だったらまるで海外のドラマか!と思うようなことが、テレワークの日は(やろうと思えば)出来てしまう凄さ!

コロナ以前の生活であれば、家族と過ごす時間は基本的に帰宅後の夜しかなかったのが、テレワーク導入により朝・昼・夜と得られるのはまさに「仕事と生活の調和」が図られているということですよね。
誤解が無いように書きますが、テレワーク環境の素敵さは「仕事」と「生活」をメリハリつけて切り替えられることであって、「仕事」と「生活」の境目が曖昧になるような態度でテレワークに臨むのはむしろ調和が図られないこととなってしまい(どちらの面でも)逆効果になると思います。

以上のような事柄を踏まえずに、単に「テレワークって超いいわ〜」とだけ吹聴しているとなんだか後ろめたさを感じる羽目になってしまいそうでイヤなので、ここに明記するものであります。


【昨日のnoteはこちら】


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