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胃カメラのススメ(そんなにススメてない)。

今年のGWのことですが、胃カメラ飲んできたんですよ。

「え、胃カメラまだヤってないんすか?!絶対ヤっといた方がいいっすよ。なんか見つかりますって絶対!

・・・みたいな温かいオススメを同僚から頂いていたんですが、それまではバリウム飲んでグルグルするので済ましてきたんですよね、この人生。

が、しかし。
事前情報で「ヘリコバクター☆ピロリ菌」が胃の中にお住まいになられていることはキャッチしていたので保険適用による駆除を執行するため、あとやっぱりちょっと胃の中がどうなっているのかも気にはなっていたので、意を決して胃カメラを飲むことにしたのでありました。

で、いそいそと予約に行った際に「全身麻酔なさいますか?」と聞かれまして、全身麻酔やらないことにしちゃったんですよねー。

これは、ケチったとかそういうんじゃなくて、何というか・・・クスリによって朦朧となることにより「金縛り」みたいな感じになっちゃうのがイヤだったんですよね。意識はあれども自分を自分で制御できなくなるあの感じ。

まぁ、胃カメラだってしばらくガマンしてれば終わるし、止まない雨は無いし、冬のあとには春も来るので、なんとかなるんじゃないかなー、と軽く考えていたフシもあり。
こういうのも一回経験しといたほうがいいだろ?的な。

甘かったーーーっ!

このnoteに何か意味があるとすればそれは、「胃カメラ飲むときゃ麻酔しろーーー」ってこと。
もう、ガマンできるシロモノじゃありませんでした。

一応、反射(オエってくるヤツ)を抑える注射はするのですが、そんなのしててもお構いなしに「えづく」。
太さ1cmぐらい?のケーブルが常にノドを通ったままの状態になるので、なんとかそれを除去しようと、体に備わった強制排出プロセスがオートで発動し続けます。

最初は理性でコレを抑えようとするんですが、むしろ逆効果。
どうしようもないことが明らかになると逆にパニックモードに突入してしまいます。

なので、行き着く先はもう「理性のシャットダウン」。あらゆる回路を切断し、あらゆる器官の制御を開放。

抗うな。

流れるヨダレは流しておけ。

ただ、ただ、終わりが来るまでーーー

という、ある種の尊厳を捨て去らなければならないという、いい大人としてはなかなかの体験となりました。
あれだったら全身麻酔の方が良かったかなあ。

もう、しばらくは胃カメラは遠慮したい!できれば永遠に!

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