天邪鬼?反抗期?なわたし

仕事で出会ったお偉いさんに
やけに気に入られている

年齢や性別の差はあれど
私は誰に対してもなるべくありのままで
気取ったり、取り繕ったりせずに接していこうと心がけている
というのは、嘘をつくのが苦手だったり
隠せないタイプだからである

よく言われるのは 「素直だね」
普通に嬉しいし、悪いことではないのかな、と思って受け止めている

次に言われるのは「心が広いね」
これは 人にはそれぞれの"普通"があって
過去に自分の普通を否定された時、すごくショックだった経験から ひとまず相手の言うことは聞いて受け止めるようにしているから
だから人の話すことはとりあえず受け止める

褒めてもらえる事は 嬉しいよね
自分のこと、そんな風に見てくれてるんだな〜て
それが合ってる合ってないとかじゃなくて
ただそういう事実、嬉しい

けど最近、なんか違うかも
その人から 「君はネイルをしないね、そういうところいいと思う」と言われた
(、、、?)
あまり考えずに ありがとうございます、と軽く会釈しておいた

このご時世、場合によっては セクハラ発言とも取られるけど なんかこれまでの自分が見えてきた


周りの事ばかりを気にしていた学生時代、
自分がどう思われているのかばかりに気を取られて、本当の自分の気持ちを見失っていた
ファッショナブルに過ごし、自分に似合う服を探し、みんなの思い描く自分を作り出していた
かっこいいとか イケメンとか 言われて、言われ続けないと自分の存在意義がないような気がしていた

ある日「そんな格好してほしくない」と言われた
交際相手でも仲の良い友達でもない人から
心の距離としては そんなに近くない人からのその発言でさえも、ぐさっと刺さった

みんなの思う自分にならなければならない
と言うのは、きっと自分が傷つかないための防衛処置的な要素があるとは思うけど
変に鎧で固めて、本当の自分を殺していた

ネイルをしていないことを褒められた時
「ネイルしてなくて良かった〜」という気持ちの後に
「でもネイルは好きなんだけどな」という気持ちが芽生え、むしろネイルしていることの方が多い自分を無意識に消しかけていたことに気付いた

人から褒められる点は、全て良いものとして受け入れようとする姿勢が まだ残っていた

危ない危ない、
私はネイル好きだしするし、
あなたの好きなあなたになるつもりはありません

誰かの思う自分になるって ちょっと怖い
気に入られたいとか、好きな人の好きな人になりたいとか、分からなくないけど
根っこの部分までそうしないように気をつけなきゃ
大事な自分の事、わかる範囲で理解していたい


次その人に会う時 ネイルしていこ、
と思った話でした

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