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ヤバすぎるChatGPT(忘備録)

先日、明石家さんまさんがMCを務める「ホンマでっか!?TV」で、ChatGPT
の紹介がありました。坪田信貴氏がいくつかのデモを行うとひな壇のタレントの方達は驚きを隠せませんでした。とはいえ純粋なエンタメ番組ですので、これだけChatGTPが大きな話題になっているんですから、さすがに知っていても、「はい!知っていますよ!」なんて野暮なことは言えないのは分かっております苦笑。本当に知っている人が一人もいなかったら何て日本って恐ろしく能天気なんだうとも思ったりしますよね。

私はまだ遊び程度にしかChatGPTには触れてはいませんが、こんな初期の段階で、かなりの精度ですから、もう1年後、2年後、5年後、10年後の進化を考えると先行的には怖さしかないですね。現段階でも私のような凡人の文章なんぞ、いくらマトモに書いても、それを指令によって遥かに凌駕する風なものを生成してしまうというですね。なにしろ、3行ぐらいのテキトーな文章を数段階で、いとも簡単に1,200字の村上春樹風の立派すぎる物語にしてしまうんですからね。

今のところ、バラエティで紹介されているぐらいですから、日本では大袈裟な使い方はされてはいないですけれども、アメリカや中国の大騒ぎ具合からして、日本でも、あっという間に様々な問題で超絶あたふたネガティヴカオス状態になるだろうとしか思えないのです。「あ!遅かった!」なんてですね。まさに、いよいよリアルなデジタル産業革命と思えないからですね。自分で文章を書かなくて良くなりますし。参考書がいらなくなります。弁護士なんていらなくなります。事務職もですね。車なんてのも都会では勝手にEV車が(ノルウェーみたいにならないといいのですが)。そうした単純に人間の仕事やサービスなどにとって変わっていくものもあれば果ては情報操作やネガティブ情報の拡散の非常に危険なゾーンまでですね。

実際に、あまりにも強烈ですのでChatGPTが登場してから数ヶ月後には局部的に規制はなされてきました。しかし、ついに本格的な署名運動が始まりましたね。ただ誰もが思ってはいるでしょうが、たかだか半年ほどの進歩を止めるという目的ではなく半年の間に情報ソース問題、倫理的なモラル対策、使っていい領域の規制等を考える、ただの猶予期間を考えましょうという個人的には付け焼き刃的な印象しかありません。たった半年どうなる?

人工知能「チャットGPT」の利用者が増え、各企業による開発競争が加速する中、高度なAIの開発を一時停止するよう求める署名活動がアメリカを中心に広がっています。 署名活動は、AIの安全性やリスクについて研究するアメリカの非営利団体が始めたものです。 「巨大なAI実験を停止せよ」と題した書簡を公開し、チャットGPTの最新システム「GPT-4」より高度なAIについての訓練を、少なくとも6か月間、停止するよう求めています。 これまでに起業家のイーロン・マスクCEOや、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアック氏のほか、マサチューセッツ工科大学のAI研究者など、(日本時間30日午前6時現在)およそ1200人が賛同し署名しています。 書簡ではAI開発の現状について、「人々の情報網をプロパガンダや嘘で溢(あふ)れさせてよいのか。高度なAIはリスクが管理可能だと確信できた場合のみ開発されるべきだ」と訴え、一時停止できないならば政府が介入する必要があるとしています。
Yahoo!Japnanニュースより

…って、もう世に出ちゃていますからね。とっとG20なんかで協議なんてやらないと(とはいえ、各国の温度差がこれだけ違いますし、そもそも本国で作っておいて騒いでいるアメリカ任せでしょうけれども、しれっとインドなんかの怪しい企業がアプリと同化してしまったりしてですね。何だか新スタートレックのボーグみたいな話を喚起してしまう私です。

実際に、毎年世界の「10大リスク」を発表している有名なユーラシアグループという企業が2023年の脅威の第3位に、このChatGTPを位置づけしている始末ですから。ロシア、中国の次ですよ……。しれっと日本も関わっているユーラシアグループとデジタル庁が手を繋いでいるとは思えずですね。

そもそもChatGPTさんに「悪用される危険性」を問うたところ、素直に情報操作や誤情報の拡散の可能性まで認めちゃっている始末ですから。勿論、倫理性についての危惧も認めています。もう、そこまで「はい、そうですけどー」とお答えなさると、下っ端になるかもなな人間さんに忖度してしまう余裕っぷりとも思えてしまいます苦笑。

「大丈夫だよ。君達人間の中の優秀な個体もそうでない個体も、ある領域では平等にしちゃいますから」なんてですね。

ところで、多くの日本の有識者でも、あまり、ひろゆき氏以外で楽観論を唱えている人は少ないように思えます。ひろゆき氏は「Googleと共存するんじゃね」などと言っていますが、勿論、GoogleもChatGPTに対抗策としてボケっとして負けるわけにはいけないから頑張って技術開発を急いでいます。でも、今のところ、まるで手こずって上手くはいっていません。かなり苦戦している模様ですね。確かに棲み分けとしては、このままでもGoogle(検索に限って言えば)はカジュアル路線としては便利だとは思いもしますが、実際にはSEOの弊害が出て使い辛くなっていますしね。もっとChatGPTの使い勝手が良くなるとGooglを使う意味はないような気も個人的にはします。トップ画面がChatGPTならば、そちらをディフォルトにしちゃうでしょう。

それに、あの大幅リストラをするほどのMSが日本円にして約1,3兆円もの巨額投資をするというというところにも、やはり大きなものが確実に動いていることを実感してしまいます。

どれだけの人が、子供の頃に、携帯電話やテレビ、自動車に普通に喋りかけて司令を出していると想像できたでしょうか?私も、まだ子供の頃に「インターネットってのが今から流行って世界を変える」と言い回っていました。信じるか信じないか以前に誰も「インターネット」って言葉すら知りませんでした。一人だけ反応してくださったのが、あの堀氏ぐらい。皆が知らぬと好き放題にプログラミング(HTML)で派手にネット構築なんてやっていましたからね。それぐらい世間では「へー」ってなものでした。

今回はそれほどではないにしろネットリテラシーが低い方は「へー」ぐらいな反応ですね。少なくとも私の家族はですね苦笑。

ともかく、少なくともChatGPTに関しては大人よりも若者の方が関心をもって考えなきゃいけない大問題だと思うんですけどね。もし私が高校生でしたら例えば士業は、もはや恐ろしくて目指さないと思います。弁護士になるには相当に難しい割にはすでに飽和状態です。そこにChatGPTの情報ソースに六法全書、過去の判例なんて入れちゃったりしてですね。弁護士のレベルの暗号通貨課金とか出てきたりと。こういうことが冗談ではないと思えてしまうのです。

私個人は、ChatGPTについては、現時点では、どこかで規制等のインフラも早々と、どの国においても取り組まなない限りは、かなり悪い方向で動いていくのではないかと、そういう職業問題ひとつとってもシリアスに捉えております。子供をもつ親としては、少なくとも何が偉い偉くないといったものは無くなっていくでしょうから、それを踏まえて道筋を考えていこうかと思っています。これまでのように「好きなことをやりなさい」という範囲はかなり狭まりますからね。

この文章も本当はChatGPTで綺麗にしたかったんですけれども。敢えてチャチャチャと独り言的な空気感を残したくて、このままアップしました。なんだか脱力感たっぷりでもありますから。考え過ぎとか言われたりもしますが……。

これは、「2023年3月30日」という日付を文中に入れたくなる心境の中での忘備録です。後から読み返して、あの時の感想は考え過ぎだったのか?とかですね……。

今のところ広告での使い道としてはありがたいです!とも思うのですが、「なんてこった!」と思うのは早いような気もしますね。それと、クリエイティブにおいてのアイディアという点では多くの人が危惧しているように、オリジナリティを突き詰めないと、ほぼ壊滅的状況になって、新たな「見本」がなくなれば、これまたある意味、静かな時代の停止になり兼ねないですね。

(後日追記)
そして、それでも危惧するのであれば情報ソースの元ですね。簡単な話、「Google」を使ったとか情報ソースの入り口なんかを幾つか辿って分かれば「一時凌ぎ」ぐらいにはなるかもしれませんね。また、一時凌ぎでしかないのすが、誰々風(著名人)だとして、一定のパーセンテージだったら怪しいぞ!とかですね。「世に出てない作家やミュージシャンは無能だと思うおいらです」と聞こえてきそうですね。

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