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彼こそが、力士。

白鵬が引退。
朝から泣けてくる。

写真は5年前。
5年前も「すでにピークは過ぎた」と言われていて、そこから5年後、6場所休場明けの先場所が全勝優勝。
ものすごい気迫。あれにも涙が出た。

相撲とは元来、神事である。
大相撲が神事かは微妙ではあるけれど、少なくとも、その起源は神事だ。
神事としての相撲は、何を奉納しているのか?
それは、勝ち星。
白鵬が、これまでのどの力士よりも崇め奉られるべきなのは、これまでにもっとも多くの勝ち星を奉納しているからだ。

しかし、とにかくクソみたいな批判が多かった。
たとえば白鵬のかち上げ。「エルボー」と批判される理由が分からない。
以前、宝富士がそのエルボーを封じて勝ったのに、誰もそれを真似しない。
白鵬は宝富士戦以来しばらくエルボーを封印していたけど、久しぶりにやったらまた有効。それ以来、安心して繰り出している。他の力士のアタマが悪すぎる。

先場所の優勝決定時、解説の舞の海は「そこまでして勝ちたいのか」とコメントしていたが、噴飯ものに意味不明。
勝ち星を奉納するためにやるのが相撲。
むしろ、他の力士は勝ちたくないのか、と。なんのために相撲を取っているんだ、と。
舞の海も業師を自認するなら、各部屋をまわってエルボー封じを伝授すれば良かったじゃないか。ホント、「顔じゃない」んだよな。

勝つための創意工夫が奨励されるべき。
勝利への執念が称えられるべき。
最も強い力士が尊敬されるべき。
白鵬こそ、史上最高の力士。

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