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「目からウロコ」が落ちるインタビュー集

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こちらは九州・福岡の月刊オピニオン誌「フォーNET」編集部です。これまで「目からウロコ」が落ちるインタビューを政治、歴史、文化、社会、そして沖縄問題についてやってきました。マスコ… もっと読む
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2017年5月の記事一覧

「目からウロコ」インタビュー集 ギャンブル依存症について語る 作家(精神科医)箒木蓬生氏

「目からウロコ」インタビュー集 ギャンブル依存症について語る 作家(精神科医)箒木蓬生氏

 
作家・精神科医(通谷メンタルクリニック院長)帚木蓬生氏

「日本人の百人に五人」。この数字は何の数字かお分かりだろうか。何と「ギャンブル依存症」患者の有病率なのだ。日本列島には五百三十六万人と、福岡県の人口を上回るギャンブル狂がいるー

二大症状は「借金」と「嘘」

―精神科医としてギャンブル依存症に関する本を書かれていますが、ギャンブル依存症という精神の病気を初めて知りました。
帚木 ギャン

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「目からウロコ」が落ちるインタビュー集「右翼テロ」「超国家主義」のレッテルを剥ぎ取る福岡が生んだ気宇壮大な結社「玄洋社」の本当の姿とは―②

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テロのイメージ

─少し話は遡りますが、玄洋社が関わった有名な事件としては、一八八九年(明治二十二年)の大隈重信爆殺未遂事件がありますね。 石瀧 不平等条約の改正をやろうとした大隈重信外務大臣に対するテロで、あの事件は単なる「テロのためのテロ」ではありませんでした。つまり、「これしか手段がない」と追いつめられた状態でした。  不平等条約を改正するのはいいことですが、日本が近代的な法体制を整えない限

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