見出し画像

#22 資産運用のリターンってどのくらい?

note、読んでいただきありがとうございます!
あっという間に1月末になってしまいました!!

投稿を停滞させてしまうと、
Note辞めたんですか??
と聞いてくれる方が何名かいるので(ありがたい)
毎週投稿、改めて頑張ってまいります(笑)
ときどき発破かけてください。

さて、1月から新NISA制度も始まり、
何となく資産運用始めた方がいいのかな、、というような
そわそわした雰囲気を感じています笑

NISA、目にする機会が増えましたね、

実際年明けから、
顧問のお客様の新NISAの設定でお話しているのですが、

何となく知っているけどどう使えばいいか分からない。。
ということをよく聞きます。
NISA制度のお話も今度しないとですね!

そこで今回は、新NISAも始まったので
資産運用における
「リスクとリターン」のお話をしようと思います。

リスクとリターンって何?
リスクとリターンって何でしょう。
投資というと闇雲に怖いイメージでしょうか。
投資というと、途端に詐欺のように感じる方もいると思います。

逆に資産がものすごい増えるんでしょ?
というような夢と期待いっぱいの方もいるでしょう。

例えば、手元に100万円あって
100万円を資産運用するとします。
ではいったい、10年後にどのくらい増えるでしょう。
そして毎年毎年、どのくらいの増減があるでしょうか?

そういったことを知った上で投資するのと
知らずに手を出すのでは、大きな差が出ると思いませんか?

今日はそんな内容で、
運用のリターンに関するお話です。

リターンについての解説

リスクとリターンは本来一緒に語られるべきですが、
記事が長くなってしまうので、
前半としてリターンのお話を本記事で進めます。

さて、リターンとは資金を投下することで
将来的に得られる価値の合計のことです。

例えば銀行預金で考えてみましょう。
楽天銀行を例にとってみます。

楽天銀行の預金金利は0.02%なので、
100万円銀行に預けたら200円の金利が来年貰えます。

運用の観点で考えると以下のイメージです!
・100万円の資産を投下
・生み出されたリターンが200円
⇒0.02%のリターン(利回り)

当然と言えば当然ですよね。

簡単に言うと
この投下した資金に対する利益の割合
がリターンなのです。

(利益÷投下資金)×100=リターン

伝統的な株式と債券のリターン

ちょっと話が横道に逸れますが、
リターンの事例を取り上げる上で
伝統的4資産のお話をしていきます。

株式と債券を中心にした投資対象は
伝統的4資産と呼ばれていて、
古くから資産運用の中心的な位置づけでした。

最近は不動産や金、FX、仮想通貨など
色々出てきていますが、
基本的にはこの伝統的4資産
(国内株式、国内債券、外国株式、外国債券)を中心に運用されてきました。

伝統的4資産と
オルタナティブと呼ばれる資産の説明は端折ります!
(また今度)

この4つのリターンを比べてみましょう。

リターンを比較してみよう

国内株式、国内債券、外国株式、外国債券のリターンを比較します。
ここでは国内株式は
トヨタ、ソフトバンクというような個別銘柄ではなく
TOPIX指数を参考にしました。

同じように外国債券も、
アメリカ国債というような特定の国の債券ではなく
先進国債券の指数を参考としています。

※要はこんな感じでリターンを考えるということです。
 専門家が見たらチェック入りそうですが、、
 
  赤) 国内株式:日本国内の色んな企業の株に投資
  緑) 外国株式:世界中の色んな企業の株に投資
 水色) 国内債券:日本国債に投資
ピンク) 外国債券:世界中の色んな国の債券に投資

2010年12月~2023年末までの13年を切り取ってみると
一番リターンが大きいのが緑の外国株式。
期間内で518.45%上昇でした

ほとんど資産が増加していないのが
水色の国内債券ですね。
増えてるのか減ってるのか分からないレベルですが
微妙に増加していて13年で11.37%増加。

リターンは投下した資産がどのくらい増えたか。
ですので、
2010年の年末に100万円用意していて、
仮に100万円を緑の外国株式に投資していたら、
2023年の年末時点で618万円

水色の国内債券に入れていたら
2023年の年末時点で111万円
というような結果になったはずです。
あくまで過去データですが。

リターンはなるべく長期で考える

リターンのイメージが掴めてきたでしょうか??
伝わっていたら嬉しいです。

さて、リターンを考えるときは
なるべく長い期間を参考に考えるのが適切です。
なぜかというと、数年スパンの運用では
かなり誤差が発生しやすいからなんですね。

Bloombergより
例えば日経平均株価を例に見てみましょう。

上記の図は、1970年以降の
日経平均の動きをまとめています。
分かりやすいので見てみましょう。

10年スパンで切り取ってみます
1980年~1990年、2000年~2010年、2015年~2024年の
3点を見てみてください。

細かい数値は省略しますが
同じ10年という区切りで合っても
切り取る期間によってリターンが大きく変わります。

今後の予想をする上で、
あくまで過去ベースの考えにはなりますが
できるだけ長い期間を指標として考えるのが
リターンを考える上で大切なことです。

何が言いたいかというと、
短い期間だと予想されるリターンのブレ幅が大きいので
リターンについては、
できるだけ長く期間を区切って考える必要がある!
ということですね。

では100年とか200年スパンで考えればいいか
というと実際そうではないと言えます。

100年前というと日本では戦前ですし
200年前というと世界の経済状況は全く違います。
あまり当てにならなそうですね。

リターンについて考える際は、
せいぜい30年程度のスパンで考えるようにしています。

まとめ

今回の記事は
投資をする上で理解しておきたい
リターンの概念についてでした。

次はリスクのお話ですね。
また来週上げますのでぜひご覧ください。
それでは最後までありがとうございました!
宜しければフォローもお願いいたします!

この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?