見出し画像

800km繋がるタスキを北海道に繋ぐ男。そう、53区ランナーは私だ!

コロナでイベント中止が続いたランナーのために、私が発案したリレー企画の様子を書いています。Twitterでランナーを募集してオンライン上でみんながタスキを繋ぎ、ゴールの札幌を目指し中。 東京新国立競技場から繋がったタスキは市民ランナーのチカラでゴールにつくのか⁉
これまでの連載はこちらから読めます。


53区 6月24日   ロンドンブーツ亮選手
青森港~函館港~新函館北斗駅 船で111㎞ ラン13.68㎞

4月末に3度目の緊急事態宣言が出て、数回の延長が続きタスキが止まり1か月半が過ぎていた。フェリーに乗りタスキを北海道まで繋ぐ事はランニングではないので私の役目だとTwitterで言っていた。
目標の東京オリンピック、マラソンが行われる8月6日までにゴールするには日にちがない。緊急事態宣言が延長する度にヤキモキしながら、解除されるのを待っていた。県をまたいでの移動を快く思わない方々がいる事も理解できるので、やれる事はやろうと思っていた。泊りにすると外食もしたくなるし、接触する人も自ずと増えてしまうので、日帰りで行けるプランを考えた。泊まりだったら、少しはゆっくりとランニングできて、お風呂にでも浸かって旅ランを堪能できたかも知れないが、それはコロナが落ち着いた時にでもしよう。
6月24日ならいける❗️仕事では何度もPCR検査を受けたが、プライベートで受けるのは初めてだ。緊急事態宣言が明けた6月20日に検査を受け、翌日に陰性の結果のメールが届いた。
ようやく5月8日から止まっていたタスキを繋ぐ準備ができて来た。
私が考えたていたプランは羽田から朝一の飛行機で青森空港に行き、そこから53区のタスキがある青森港に。そこでタスキの受け渡し写真を撮り、フェリーに乗り込み、函館港に函館港からランニングで新函館北斗駅に行き写真を撮りゴール。そこから新幹線で東京に戻る。これを1日でやるのだ。
羽田から一番早く青森空港に着く飛行機は
7:50羽田発9:05青森着の便である。
それは決定しているのだが、青森港から函館に行くフェリーが決まらない。
青森港から函館港に行くフェリーが青函フェリーと津軽海峡フェリーの2つがあり、各々夜中まで動いていて8便ある。
9:05に青森空港着。一番乗れる時間が早い船便が、10時発の津軽海峡フェリーだ。それに乗り遅れると11:35の青函フェリーになる。それだと函館港につくのが約4時間後の15:25。
10時のフェリーに乗れると13:40着だ。
新函館北斗駅から東京に帰る最終が18:40。
18:40の新幹線を逃すと東京には帰れない。
時間の余裕をみて、10時のフェリーにどうしても乗っておきたい。
Googleマップで青森空港から青森港を入れる。
車で31分と出た。空港からタクシーに乗るまでの時間。初めて行くフェリー乗り場でのチケット購入。微妙だ。
しかし、この微妙なタイミングのフェリーに乗り込まないと約2時間全ての行動が遅れる事になる。
このフェリーに乗れるか乗らないかによって、この53区ランニングが余裕を持って楽しめるかどうかの分かれ道だ。
ポイントは飛行機を降りて青森港フェリー乗り場に行くまでの時間を短縮するしかない。
タクシーに乗るので、急いで下さいと伝える事しか出来ない。必要最小限の荷物をランニングバックにいれ走れる格好で移動する。これしか私には出来ないと判断。

出発前に出来る事は必要最小限の荷物にまとめる作業。汗をかくので着替え一式、速乾性タオル、マスクの替え数枚、日焼け止め、ランニングキャップ、濡れた着替えを入れるジップロック、モバイルバッテリー、ランニングウォッチ、汗拭きシート。汗拭きシートをバックに入れながら、フェリーに乗り遅れたら、銭湯などを探す余裕すらなくコレを使って東京に戻ってくる可能性もあるなぁ〜と想像した。

さあ、出発だ。

羽田から青森空港へ


今回はこれまで、走らんのかい!^_^
まだ、羽田空港。
53区はまだ続きます。


2021年6月24日  
53区 田村家自宅〜羽田空港 (車)
運転手 田村亮
当たり前だが、変わらず新国立競技場から青森港フェリー乗り場までの総距離813.255㎞



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?