第百十六回:外へ!

今日は
××ちゃん

早帰り
ですので、
チビちゃんが
一人になります。
お迎えをお願いします!

と、
留守電が入っていました。

あれ?
今日は
○○ちゃん

一緒じゃないかしら?
と思い、
お電話差し上げましたら、
出てくださった
先生

後ろ

小さく
間違えた!
という
声が。

混乱しますよね~

もとはといえば、
我が家の
我がままに
付き合っていただいている
という状態
でしょうから、
申し訳ない
やら
有り難い
やら。

けれど、
少々お待ちください。

意思を確認中
です。
という
先生の後ろ

お友だちのものなのか
我が子のものなのか
帰る!
という
大きな声が。

その
帰る!

大きさ

勢い

思わず
笑ってしまいました。

ちょっと
不思議に思って、
改めて
名簿

確認しましたら、
兄弟は
もう通っていない模様。

なるほど
自分の意志

通っている
のね

なんだか
頼もしいなぁ

感心しました。

帰ってきた
我が子に
○○ちゃん
とは
どこらへんまで
一緒なの?

尋ねると
そこまで一緒だった
××ちゃんの家の近く
とのこと。

多分、
○○ちゃんの家

××ちゃんの家

そんなに近くない
と思うけど…
と思いましたが、


ああ
そこまで一緒だったのね

テキトーな返事
をしていました
ので、
そうね
もう
子だちに任せていいか

私も
そう
そこまで一緒だったのね

テキトーに返しました。

どうやら
今のところ、
相思相愛
と申しますか、
WIN-WINな関係
のようです。

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