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ピアスの穴が塞がった時

週に1-2回しかピアスをつけなくなった。
26歳にもなって今更かよ、といえばそうなんだけど、それでも自分にとっては大きな変化。

年齢を重ねることで、ピアスをつけることの意味が、ただのオシャレからおじさんの作った仕組みへのささやかな抵抗に変化した。

はずなのに、ピアスをつけなくなった。
抵抗心を無くしたわけではない。
ないけれども、仕組みへの抵抗が少しでも見えてしまうことが芳しくない環境に身を置くことになり、ピアスをつけなくなった。

いつかくるピアスの穴が塞がった時、それが仕組みに再順応してしまった時なのではないかと少し不安になる。
意識的につけていなかったのが、無意識につけなくなって、気づいたらピアスをつけてる人を見て「最近の若いやつは笑」とか思ったりしてしまうのではないかと思う。不安であり、不快だ。

ピアスの穴が塞がった時、それはきっとホモソへの違和感を忘れてしまった時。
そんな未来が来ないように、小さな戒めとして、これからもピアスをつけていたい。


大ポエムでした。更新が月に1度になってしまった、結構かなしい。前です。

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