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社会福祉振興・試験センターの社会福祉士・精神保健福祉士の海外調査研修・派遣事業でロサンゼルスに1ヶ月行った話(滞在の細かい様子編)

ソーシャルワーカーとしてお仕事をしてきている中で、思い出深いものの一つがこちらです。

2015年1月、約1か月間カリフォルニア州のロサンゼルスに滞在し、

現地の大学の障害学生の就学支援就労支援について、調査研修の名目で多くの施設を訪問させていただきました。

この経験は僕にとってとても意義深い時間になりました。


もちろん行って学んだことも多かったのはもちろんですが

それ以上に行くと決断した前後のことや、

その後準備して実際に出発するまでの期間のこと、

帰ってからの報告会やその経験が次の仕事へ広がっていったことなど、

とても影響の大きい出来事でした。


今回はそこら辺の経験を広く浅く振り返って記載したいと思います。

実際にこの研修に参加することを考えておられる人もそうですし、

ソーシャルワーカーとしてお仕事されていて、次のチャレンジを模索している方はぜひ参考にしてほしいなと思っています。

ちなみに前回の話はこちら↓


今回は現地での様子などについてのことについて綴りました

思ったより長くなったので分割してアップしています。

本編を書く日は来るのでしょうか?


ホテルの予約の話

今回の調査・研修事業は、当然のことながら予算が決まっています。

1泊あたりの上限というか、いろいろ。

今回僕はほぼ1ヶ月(正確には23泊だったかな)

あと機中2泊でした。

それほど潤沢にお金がもらえるわけではないので、もちろんというか個人的な持ち出しもありました。

まあ1ヶ月こんだけ経験させてもらえて、と考えると安いものですが

それでもじゃあホテルを毎回高級なところに宿泊するとすぐに苦しくなるので、そこは考えないといけないのですが。

今回コーディネーターさんが住んでらっしゃるロサンゼルス市の少し北。

チャッツワースという町で基本は滞在することになり、その周辺でホテルを予約しました。

チャッツワースは観光地というより、ロサンゼルス市中心へ通勤する人たちがたくさん住んでいるダウンタウンの北部のベッドタウンみたいなところ。

ロサンゼルスの人たちは、というかアメリカ人はみんな車通勤ですよね。
なので朝はダウンタウンに向けて南向きが渋滞し、夕方は北向きに渋滞する感じでした。

ホテルももちろん複数あるのですが、どれも駐車場に2階建てくらいの宿が併設されている、いわゆるモーテルスタイルの宿がほとんどでした。

その中で安いところはそれなりに、高いところは快適に、というところ。

僕は安いチェーンモーテルを最初1週間だけ予約して向かいました。

長期間で後半はスケジュールがあいまいな部分もあったので、随時予約したらいいやと思って。

ちなみに今回一番長く滞在したその某チェーンモーテルでもなかなか面白い経験をすることができました。

インド系の家族がオーナーで、設備面もまあまあ老朽化していて、お値段なりのところでした。

部屋のエアコンは猛烈にカビ臭く、服にカビ臭さがつくくらい。。。
鍵のカードの読みがあまく3回に1回くらいは開かない。。。
水回りがあまりきれいでない。。。

などなど。

ちなみに掃除のおばちゃんはメキシコ系の人で、たぶん僕と同じくらい英語しゃべれないおばちゃんでしたが、基本いい人でしたね。
仲良しというかあいさつする程度でしたけど。


航空券の話

往復の航空券も予算が決まっていましたが、こちらは基本予算内に収まりました。

日本からロサンゼルスまで往復

僕は往路だけサンフランシスコ経由にして
ついでに(こっそりと)観光を1日さしはさんでみました。

航空会社はANAユナイテッド
往路は旧式のB747で座席モニターもないタイプでした。
復路はANAで日本の航空会社は快適だなあと、1ヶ月アメリカに滞在した帰りにつくづく思ったのでした。


ちなみに帰りは早朝羽田について、羽田から伊丹まで朝一のANAに乗ったのですが、機窓から見えた富士山朝焼けに染まっていてとてもきれいでした。


レンタカーの話

滞在中の移動はすべてレンタカーでした。

サンフランシスコで1泊だけ過ごしたときは公共交通機関を利用しましたが、ロサンゼルス空港に到着したタイミングで車を借りて、

帰国する日まで3週間の相棒がこちらの写真のデミオ

僕はこの渡米の際以外にも何度かレンタカーして左ハンドルで運転していたので特段問題はなかったですが、最初は緊張しますよね。

「キープライト」「キープライト」とブツブツ言いながら運転していました。

今はあまりわかりませんが、当時は日本と比べてガソリン代が安かったので、ホント自由にあちこち出かけていけました。

ちょうど滞在期間中にアメリカも3連休の時があって

連休中は訪問もお休みだったので、2泊3日でプチ旅行に出かけました。

ロサンゼルスから北に向かったサンタバーバラという街まで。

楽しいソロドライブになりました。



訪問先への手土産

あと訪問先への手土産ですが、コーディネーターさんと相談して

フリクションボールペン

をたくさん買って持っていきました。

もう4年、5年前の話なので、今は知りませんけど

コーディネーターさん曰く、アメリカ人はボールペンでスケジュール帳などを記載して、シャープペンシルや鉛筆を使う習慣があまりないとのことで、消えるボールペンは非常にめずらしがられるよ、という話でした。

最初聞いたときは意外で、アメリカだし何でもあるんじゃないの、と思っていましたが

確かに現地で訪問先で配ると、ものすごーく喜ばれていました。

「わーお」っていうベタでわかりやすいリアクションをもらえました。

かさばらないですし、日本で買うと安いし、おすすめです。



滞在中の食事・生活スタイル

ここら辺は個人個人の好みになるのかなとは思いますが

僕の場合は基本これまでのバックパッカー旅行などをしてきていた経験とかもあり、貧乏旅行の感覚が染みついていて

あまり贅沢に外食をしたり、というのはなく(アメリカとか海外で外食するととても高くつきますよね)

といっても基本宿泊していた安宿にはキッチンの設備もなかったので、自炊することもできず。

ただ隣に大型スーパーマーケットがあり、スーパー食材買ってサンドイッチ作って済ませたり、

またレンタカーでどこでも買い物には行けたので、ファーストフードのテイクアウトで済ませたり、

そういう日々を過ごしていました。


とくに、隣のスーパーはラルフズ(Ralphs)という、まあアメリカらしいよくあるチェーンスーパーでしたが

会員カードも作り(笑)割引も活用しつつ、毎日利用していました。

他の野菜に比べてセロリが安いんですよね、アメリカは。

なのでなんだかんだ、毎日買って丸かじりして野菜不足を補っていました。

研修期間中の一日の食事をまとめると

朝食→だいたいホテルについているアメリカンブレックファースト
(おきまりのシリアルとか、リンゴとか、最低限のもの)

昼食→訪問調査時はだいたいコーディネーターさんと外食など

夕食→スーパーで買ってホテルの部屋で食べられるものを食べる

という毎日でした。


訪問研修の合間に行って良かった観光スポット

平日はだいたい1~2件のアポイントがありましたが

一日中ではないので、早く終わった日や、週末などを利用して、ぶらぶらと気楽に観光しているときもありました。

ここでは簡単に写真と感想などだけですが。
長期間の研修はお勉強だけでなく、こういう社会見学も大切だと思います。


【stoney-point park】

チャッツワースを見渡せる岩山。20分くらいで頂上まで登れる。


【Griffith 天文台】

ロサンゼルス市を一望できる展望台。ハリウッドサインも。


【サンタモニカ】

西海岸で一番くらいに有名なビーチ。平日の昼間でもけっこうな人でした。


【LACMA(ロサンゼルス州立美術館)】

興味深い展示で1日見ていて飽きなかったです。



まだまだ周辺情報で書きたいことはたくさんあるのですが

今回はこれくらいにしましょう。また今度で。

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