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都市開発・街づくりのコンサルタントをしています。今起きている社会変化に対して、私たちが…

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都市開発・街づくりのコンサルタントをしています。今起きている社会変化に対して、私たちが住む都市は、今後どうあるべきかに興味があります。日々の仕事の中で携わっているプロジェクト以外での自己研究の場として、このnoteを活用しています。ここでの記事は個人的見解によるものです。

最近の記事

発想の大転換、メタバース活用による実世界の脱炭素化のアプローチ

脱炭素の大きな潮流 カーボンニュートラル、脱炭素、グリーントランスフォーメーション(GX)等、言い方は様々あれど、これらの言葉を聞かない日は無いほど、世界は持続可能な社会を構築することに邁進しているように見えます。 我が国政府も、2050年カーボンニュートラルの実現、また、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指し、さらに、50%の高みに向け挑戦し続けることを宣言しています。 私は2003年頃に地球の水資源や生態系、都市のサステナビリティ等に興味

    • Generative AIと新しい民藝社会の到来

      Generative AIとこれからの都市空間の関係 最近Generative AI(生成AI)に関する話題が非常に増えていますね。有名なものとしては画像生成AIの「Stable Diffusion」や対話型のテキスト生成AIの「Chat GPT」等でしょうか。これら自体についての解説は、他の方のnote記事等でも多くの分かりやすい記事があろうかと思いますのでそれをご覧頂くとして、私はこのnoteでは、これらGenerative AIとこれからの都市空間の関係について書きた

      • リモートワークと週休3日制の浸透がもたらすオフィス需要の変化へのインパクト

        新たな都市の要件に影響する要素とは 私は、以前のnoteで、そろそろ新たな都市の要件定義が必要だと書きました。今回は、その要件をもう少し深堀りしてみたいと思います。 都市とは、人々の生活を実現する手段(ツール)だとした場合、人々がこれからどのような生活を送っていくのかを定義できなければ、新たな都市の在り方をデザインすることはできません。 人が今後、実際に何をするのかは、もちろん人によって異なりますが、ここでの議論のポイントは、今後、人がいる場所と時間に大きな変化があるので

        • これからの「都市」がどうなるか、そろそろ新たな都市の要件定義が必要だ。

          自発的なR&D活動としてのnote みなさんはじめまして、RYOです。 私は日頃は、いわゆるコンサルの仕事をしています。 特に都市開発や街づくりに関係するプロジェクトに多く携わっています。 今回新たにnoteを始めることにしました。 noteを始める理由は、自分自身の最新の思考を整理し、言語化したかったからです。日頃のプロジェクト活動では、主にはクライアントから提示される課題に対して正面から取り組んでいますが、その業務の範囲の中だけでは、どうしても自身の最新の思考を整理仕切

        発想の大転換、メタバース活用による実世界の脱炭素化のアプローチ

        • Generative AIと新しい民藝社会の到来

        • リモートワークと週休3日制の浸透がもたらすオフィス需要の変化へのインパクト

        • これからの「都市」がどうなるか、そろそろ新たな都市の要件定義が必要だ。