今日のnoteは「なぜ、”持続可能”営業なのか」についてお話しします。

先が読めない時代こそ営業

前回、前々回と”持続可能営業のススメ”シリーズでは

①営業とは、「社会に貢献する仕事を営む」こと
②営業には、社会貢献の要素が詰まっている
③営業は、先が読めない時代の先端にいると言える

という話をしました。

営業の仕事って案外悪くないかもしれないと思ってもらえたでしょうか？

今回は、これから僕が提唱する、”持続可能営業”について説明します。

持続可能な経済成長が求められている

唐突に感じられるかもしれませんが、SDGｓをご存じでしょうか。

日本語で言うと「持続可能な開発目標」のことですが、↑千葉商科大学のWebページの開設によりますと

SDGs(Sustainable Development Goals)の冒頭のSustainable(サステナブル、持続可能な)とはどのような意味でしょうか。

「sustain」という英単語は〔維持する、続ける〕といった意味なので、それに「able」がついた「sustainable」は〔続けることができる〕と訳され、つまり「持続可能な」という意味になります。

「持続可能な」とは、地球や社会の環境が将来にわたって維持されることを指しています。たとえばガソリンで走る車は、やがて枯渇する石油燃料を使っていること、CO2排出により地球環境にダメージを与えていることにより「持続可能」とはいえません。つまり、ガソリン車を減らして他のエネルギーで走る車を推進することが「持続可能な開発」の一例ということになります。
さらに、今では日本語にもなっている「サステナブル」は、現在では「環境を破壊しない」という意味合いだけでなく、非常に多岐にわたる内容を示して使われます。
～途中省略～
「持続可能な開発」「持続可能な社会」といった表現でも、「持続可能という言葉が意味するものはとても多様で幅広い」と思っておけば理解しやすいでしょう。

以下の、17のゴールが設定されているのですが、

ここで僕が営業として重視していることは「とにかく作って」「とにかく売ればいい」とは違った方向へ世界が動き出している（ように感じられる）ことです。

資本主義経済の中では解決できない（できなさそう）課題を経済成長と両立しながら果たしていくということで、逆に言えば、「経済成長＝とにかく作って、とにかく売る」では地球や世の中は持続できない＝破壊されると考えられているいうことで、時流のうねりを感じざるを得ません。

その証拠の一つに、僕の所属している会社もSDGｓへの取り組みを声明しています。

その時流の中では営業職もこれまで通りの「売れば売るだけ正義」という価値観では通用しないのではないかと思うのですがどうでしょうか。

そんな背景の中で、大量消費、大量販売ではなく、本当に価値のあるモノを、社会に意味のあることを提供していく営業の姿が求められると想像し、低成長な人材派遣サービスの営業をする中で売上を求めないで活動してきた僕の営業スタイルが結果的に役に立つのではないかと考えました。

それが”持続可能営業”と名付けて提唱している1つの理由です。

「長く続けられない」問題

少し違う切り口ですが、時流として持続可能が求められているということとは別に、旧来の営業の課題として「長く続けられない」問題があるとも考えています。

「体力的に続けられないから事務職に・・」とか「いつまでも最前線にはいられないから管理職に・・」とか「いい年して営業回っていられないよ・・」とかそんな言葉を耳にしたことがあるかもしれません。（というか営業やってたらこういう人絶対いますよね）

売上ノルマや活動ノルマのプレッシャーに追いかけられながら、重たい鞄をもって、ヒールや革靴を履いて走り回る・・・これによって、営業そのものが持続不可能だと感じられやすい状況になってしまっています。

実は、僕が売上やノルマを気にしない営業スタイルになったのは2年間丸ごと仕事をサボった経験からで、偶然によるところが大きいのですが、僕は”持続可能営業”のスタイルがこの問題に文字通り、無理なく続けられるという意味の良い変化を起こせるのではないかと思っています。

2年間サボり倒した話はコチラ↓

最後に

実は今、自分の営業スタイルを言語化してノウハウにして置いておけないかと思って、頑張ってnoteを書いています。

これは、以前は「ゆるふわ営業」とか僕が呼んでいてnoteにもしたことがあるのですが、それを体系立てて言語化したいなという実験をしているところです。

んで、今回が第3弾だったのですが、迷走しすぎてｗ

そもそも「”持続可能営業”とは何なのか」という話をしていないことに今更気が付いたので、次回はそれを書きます。

では、また明日！

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