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【#1135】ピーターの法則に対して、個人ができること

お元気ですかー?
今日のnoteは「ピーターの法則に対して、個人ができること」というテーマのお話です。

妙に市民権を得ている、言ってはいけない系のやつ

皆さんはピーターの法則というものをご存知でしょうか。有名なので、知っている方が多いと思います。

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ChatGPTによると、以下の解説になります。

ピーター・プリンシプル(Peter Principle)、またはピーターの法則は、カナダの教育学者ローレンス・J・ピーターが1969年に提唱した組織論の原理です。この法則は、「人間は自分の無能レベルまで昇進する」というもので、職員は能力を示した結果として昇進しますが、最終的には自分以上の職位に就く能力になり、そこでの仕事は満足にできないレベルになる、という考え方です。

ChatGPTより

営業でトップの成績を出し続けたプレーヤーが課長に出世する。しかし課長に必要な能力は営業とは違うマネジメント力である。するとその方は課長として通用しないために、部長には出世できない。こうして、無能な課長が生み出されるという考え方です。

さらにこの本では、その解決策として「あえて無能を装って通用する領域にとどまる」という解決策が提唱されています。出世すると基本的に給料や待遇が良くなるので、それは難しすぎるだろ・・・と思っていますが、この法則を知っていると、上司に優しくなれるので知っておくことをお勧めしますw

ただ、かつてから思っていたのですが、ピーターの法則の「それを言っちゃおしまいよ・・」感はすごいですよね。金持ちの子供は成功しやすいとか、結局知能は遺伝であるとか、努力したからって誰もが勉強できるとは限らないとかと同じ印象がありますが・・・出世する人の方が少数派だから許されるのかもしれません。(あと、大体の上司はムカつくから


解決策は微妙だし、法則が分かっても救いがない

僕はこの法則に納得しているのですが、この法則が嫌いですw
なぜなら、対策が難しすぎるからです。

本の中では、無能として振る舞えば無能になる一歩手前の職域で創造的な仕事ができるという解決策が提唱されていますが、個人がわざと無能のふりをして出世をしない選択なんて、誰もにできるものではありません。

それに、若手からすれば、無能な上司を放っておく組織が不条理に感じます。しかし、出世しつつあるミドルからすれば、出世して通用しなかったら降格というのもドラスティックすぎて嫌だし、組織からしても仕事をお願いしておいて、無能だから降格させるわーっていうのも誰かを置き去りにするという意味でマイナスになることもあります。
だからこそ、無能として振る舞えということですが・・・「どうせ無理なんだから諦めろ」っていう話ですから、それが社会の幸福や生産性を最大化しているようには思えません。


それぞれが最高の解決策をするしかない

この問題については僕なりに現時点での答えがあります。
それは、それぞれが最高の解決策を頑張るということです。
具体的には

一般メンバー:誰もが、無能となるリスクと共に出世していることを知り、応援し、勉強のための時間を与え、見守る覚悟を一定持つ

管理職:出世した以上、無能と戦う覚悟を持ち、学び続ける。そして無能と組織から評価された場合は降格したり、違う仕事へチャレンジする覚悟を決める。

組織:出世させた以上、無能とならないための支援をする。無能と判断した場合は放置しないで降格など次の選択肢を示す覚悟を持つ。

こんなイメージでしょうか。

会社員としては、組織はコントロールできませんので、自分が出世した時に覚悟を決めて学び続けるということが対策になります。

・・・そうですよね。当たり前である上にゴリゴリにマッチョな解決策で・・・腑に落ちてないのですがw、それくらいにピーターの法則は本質的なのだと思います。

それに、マッチョとはいえ・・・「出世して無能になるより、出世しない」確かにこれも解決策ですが、それくらいなら、「降格も辞さない覚悟で挑戦し、学び続ける」の方が素敵な気がします。


最後に

今日は「ピーターの法則に対して、個人ができること」というテーマでお話ししました。5文字でいえば「がんばろう」という内容になりました。
メンバーを持つ皆さん!頑張りましょう!!
では、また!





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