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澤円さん著『「やめる」という選択』を読んで、やめ方が分かった話

無駄な会議は出ない!飲み会行かない!余計なモノは持たない!本当に大切なことは少ししかない!限りある人生の時間を何に使うべきか考える!孤独な時間を作れ!・・・・・

そんな本が巷にあふれていると思いませんか?

そして、「いやいや、そんなん出来ないよ!会議なんて召集されたら出るでしょ!ってか飲み会行かなきゃ、仕事しづらいよ!」って思いませんか?


いや、読んだ後は、納得するんですよ・・・でもね、実際の日常に戻ったら、無理なんですもん!もう、そんなことできてる時点で、この本書いた人は選ばれた人だよ!!って思いませんか?


そんなあなたに朗報です。どうしたら、「やめる」ということができるか、具体的に理解でき、実践できてしまう本をご紹介します。(回し者感w)


・・・というわけで、今日は、僕の尊敬する澤円さんの新著、『「やめる」という選択』の読書感想をお話しします。

僕が、澤円さんのファンであることを差し引いても、読む価値しかない素晴らしい本です。特に会社員は読んだ方が良いと思います。


読む前の僕

まあ、導入部分で全部言っちゃいましたが・・・

『「やめる」という選択』を読む前の僕は、

「いや、澤さんファンだよ?僕は。ファンだから読みます。もちろん。でもなぁ・・・正直、『やめる』系の本苦手なんだよな。って言うか好きなんだけど、苦手なんだよ。だって、読んでるときはその通り!って思うけど、いざ実践しようとしたら難しいんだもん。断捨離してても、ときめきが何かわかんなくなるし、会議断ったら怒られるし、お風呂のボトルなくしたら奥さんに嫌がらるし、孤独だとスマホ見ちゃうもーん。隙間あると、上司や同僚がポンポンスケジュール入れてくるしさー。いや、読みますよ?ってか、もう本屋さんで予約したうえにkindleで買いましたから。ただねぇ・・・」

って思ってました。

共感してくれる人、いませんか??笑


簡単に言い換えると、なんだか、いろいろな人が、いろいろな方法論で、「捨てろ!やめろ!」っておっしゃってるなぁ・・・ちょっとお腹いっぱいだけど、澤さんファンとしては、読んでみるか!って感じでした。


読み終わっての気づき

この本、すごいです・・・!

僕は澤さんファンですから、基本的にどれもこれも褒めちぎるクセはありますがw

それを差し引いてもすごいです。

何がすごいか。それは、

会社員が、「やめる」ことで、大切なことに集中するにはどうしたらいいか、そのマインドセットが書いてあるから

です。


『本質を大切にするために、余計なことに時間を使うのはやめよう』という本はたくさんありますが、会社員には実践できない。(できなく感じちゃう)

ということに、1つの答えをくれて、橋渡ししてくれる本です。(しかも平易な言葉で)

澤さんファンを差し引いても、会社員が読むと良い『やめる』系の本では筆頭ではないでしょうか。圧倒的に分かりやすく、実践しやすいです。


澤さんが去年まで、マイクロソフトで会社員をしていたという経験に裏打ちされた方法論やマインドセットが紹介されているから、会社員である僕が実行しやすい内容になっているんだと思います。(マイクロソフトって言われると、それはそれで、すごすぎるんじゃ・・・って思いますが、良い意味で普通の会社員なんだなと感じることができる内容です)


ネタバレしないように・・・と思っているのですが、1つ、めちゃくちゃ参考になった思考法をご紹介すると、

『会社での優先順位のつけ方として、トランプのカードゲームで考えるという方法』

が紹介されています。

いわゆるポーカーでの強さに例えているのですが、「会社内部の用事は、絵札にはならない」「家族の用事は絵札」「外部の用事も絵札」などと考えるそうです。

会社の飲み会はクラブの3、社長が出てくる会議で7、社長と1on1でも10・・・みたいな感じで、紹介されてました。社長の優先順位ですら、家族の時間には及ばないわけです。

これ、めちゃくちゃ分かりやすいですよね。

このあたりを行き当たりばったりで判断して、大切な日を会議で犠牲にしてしまったりするものです・・・


他にも、

・昔仲良かった人と、距離を取るときの判断基準や方法

・いきなりフルスイングしないで、まずは「小さなひと振り」

・今あるスキルをセンスにする方法

・全力でやってきたことのやめ方

・捨てられないものの”具体的な”捨て方

などなど、埋没コストをやめて清算するために、明らかにすぐに実践できる考え方や方法がこれでもかと紹介されています。(目次を見てみて!)

読んでみると、いくつかは(おそらく、たくさん)、すぐに実行したくなることがあると思うので、ぜひ、読んでみてください。



行動することにしたこと

僕が、読んでから、行動することにしたのはまずは、この5つです。

・「好きかどうか」で決める
・しゃべらない会議に出ない代わりに、もっと会社に貢献することに時間を使う
・まず、やってみる!
・やらなくてもいいことはしない
・めっちゃ褒める!

「やらなくてもいいこと」の判断が難しいんだよ・・っていうところで、今までなら実行できなかったはずです。


が、しかし!

今日、すでに1つの会議を出ていません。(何も言われなかった・・・)それに、ある仕事もやりませんでした。(実行力!!)

なぜなら、「貢献度で考えて、とりあえずやめてみる」という判断の仕方も教えてもらったからです。



最後に

僕は、『本質を大切にするために、余計なことに時間を使うのはやめよう』という本は、本当に実行が難しい…と感じていました。

少なくとも、読んですぐに、断捨離以外の実践ができたのは、『「やめる」という選択』が初めてです。(その断捨離もリバウンドするという・・・)

僕が澤さんファンであるということによる、回し者感wが悔しいくらい、ぜひ読んでいただきたい本だと思っています。


関係ないけど、以前、感想を書いた、澤円さんの『個人力』を読んだときから行動していることの中に、超絶オススメのものがあるので、紹介します。

それは、

「ありがとう」を言うこと

です。

掃除してくださってる方にも、店員さんにも、どんどん「ありがとう」を伝えていきましょう。誰かを幸せにできるアウトプットだし、繋がりを感じられます。

子どもも真似してくれて、「ありがとう」を言えて、気持ちが良いです。(先日、ショッピングモールのトイレで、娘が自然に掃除している方に「ありがとう」って言って、素敵なコミュニケーションになりました。)


きっと、『「やめる」という選択』で得られるメッセージの中にも、行動すると、豊かな体験ができるヒントがたくさんあると思います。

では、また!



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