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掛け合わせを生み出すオールスター投票

NBAオールスター投票が本日終了しました。現地の1月28日から2月16日までアプリ、公式ウェブサイト、そしてツイッターで投票が可能でした。

Twitterでは1票を入れたい選手のフルネーム、またはTwitterのハンドルネーム、ハッシュタグ #NBAAllStarを記載することで投票することが出来ました。NBAが仕掛ける企画として1投稿またはリツイートが2票分カウントされる日も度々。

ツイッター上で投票できるというシンプルな仕組みにより、多くのオリジナリティー溢れる投稿や”掛け合わせ”へと繋がりました。

まずは同じ街を本拠地とする他競技球団による掛け合わせ。それぞれの開幕に合わせて、または優勝をした”モーメント”では当たり前の光景になってきました。それがオールスター投票という形でも度々見ることが出来ました。

選手達の出身校からの投稿も。動画やグラフィックも作り込んだものを投稿することでOBの選手達と繋がり続ける手段でもあると思います。

そして同じ街ではなく、選手の出身地にある球団も投票を促す投稿。SNS担当者は現在起こっている事柄に何かしらの繋がりを見つけ出し、それをストーリー性のある投稿へと繋げる。これを日々考えて展開しています。

リツイート数、いわば投票数を増やすためのクリエイティブに力を入れる球団もあります。

担当者も惜しみなく、その過程を自身のアカウントから紹介。1つ1つのプロジェクトを個人が発信することもスポーツ業界のクリエイターでは多い傾向のような気がします。それだけチームの一人として関わったことに個人も誇りを持っていることが見て取れます。

チームメートが投票を促す投稿をして新たな一面を知ることがあったり、さらには著名人が投稿をしたりとチーム公式以外のところからも様々な角度で話題を生み出す期間となりました。

様々なプラットフォームで投票を可能にすることは票数を数える仕組みの複雑さにも繋がると思います。それでもTwitterで気軽に好きな選手に投票できるのは話題作りや掛け合わせという面ではアプリや公式ウェブサイトだけでは作ることの出来ない盛り上がりを生み出すことになるのではないでしょうか。

SNS上であればグローバルにも展開が可能。ストーリーを見つけ出し、こういった海外リーグの取り組みに日本からでも絡んでもらえることにも今後は力を入れていきたいですね。


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