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米国スポーツ界の新SNSへの待ちの猶予は1日足らず

皆さんはもうthreadsのアカウントは作りましたでしょうか?

1日が経過すると、一般的にも反応は様々。先取りして早くも新SNSのマスターを目指す者、周りで話題になっているからとりあえず登録はしたという人、完全に乗り遅れてしまい拒否反応すら覚えている人々。

いろんな声がある中、勢いは凄まじく最初の7時間で登録者数は1000万人越え。

その9時間後、アプリ開始から16時間後では3000万人突破を創設者のマーク・ザッカーバーグが発信。

驚異的な伸びを見せるSNSに組織として慎重な姿勢を取っていたところもスポーツ界で多かったが、一夜明けて見てみると昨日アカウントさえなかったチームが乗り遅れまいと次々に登録&投稿をスタート。初日についてまとめたものは以下をどうぞ。

日本時間の昨夜ではMLB 30球団中17球団しかアカウントを作っていなかったが、一夜明けるとアカウントを作っていないのは日本人にとって今一番馴染みのある球団、ロサンゼルス ・エンジェルス、そしてセントルイス・カーディナルズの二つのみだ。30球団中28球団がアカウントを作った事になる。依然として投稿なしの球団はヤンキース、ナショナルズ、パドレス、ロッキーズと4球団。

だが昨日までアカウントすらなかった球団が積極的に新たなプラットフォームで投稿をしているのを見ると、慎重に様子見が出来る猶予は1日足らずかもしれない。

NBAに至っては30球団中アカウントが昨日時点でなかった6球団のうち5つが立ち上げ。唯一ミネソタ・ティンバーウルブズだけがない状態だ。昨日までアカウントのなかったセルティックスに至ってはthreadsに合わせたグラフィックを準備しての投稿でスタート。

最も不気味なのが、NFL。初投稿がまだの状態でフォロワーがすでに73.8万人。戦略無くして進めていくには影響力があり過ぎる状態になってしまっている。シーズンオフということもあり、話題がないということもあるがここは焦らずにインパクトある初投稿を考えているのではないかと期待してしまう(勝手にハードル上げてすいません。w)

そしてこういう新しい取り組みへのスピード感に課題があると思われがちな日本の協会や連盟はどうだろうか。

寝る前、チェックした時に発見したのは日本バスケットボール協会のアカウントと初投稿だった。

まだ投稿は少ないが、出遅れまいとアカウントを作った連盟や協会も少なくなく、マイナー競技の団体にとってはスピード感でメジャー競技に勝ることが出来るチャンスとも言える。

まだまだTwitterとの差別化が明確ではないプラットフォームの中で各スポーツ団体がどのようにthreadsの使い方を考え出し、ここだからこそのカラーを出していくのか注目しよう。

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