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弱みを強みで上回る

自分がずっと大事にしている思いがある。
「お守り」というか「指針」というか。

それがタイトルにもあるように、

「弱みを強みで上回る」


小さいころから根っからの負けず嫌いだった。
どんな状況下であったとしても、何かを理由に「できない」「しょうがない」を認めるのが嫌いな子供だった。

ずっと野球をやっていた。
身長は小さく、小学校のころからクラスで整列すれば前から数えたほうが圧倒的に早い。所属する野球チーム、野球部いずれの場所でもいつも一番小さかった。やっぱり何事においても「大きい」ほうが持っているパワー量も大きい。

だけど、いやだからこそ❝自分より背の高い人❞に野球で負けるのが嫌だった。それは背の高い人が嫌いとかそういうわけじゃない。「自分は背が低いから」「自分はパワーが足りないから」→『背の高い人に負けてもしょうがない』、そう折り合いをつけるのが嫌だった。周りからそういう風にみられるのも嫌だった。だってハナから負けを認めるなんて自分に失礼じゃん。

だから自分の強みを考えた。
野球においては、例えばアジリティ(素早さ、敏捷性)だったり、例えば相手の嫌なところをつくずる賢さだったり、例えば視野の広さだったり。

自分が持っている強みをどうにかうまく組み合わせて、”弱みを弱みだと思わせない。弱みを強みで上回ろう”とした。結果として、運もあるが早い段階でショートのレギュラーをいただくことができた。

弱みを理由に屈しないために、強みに磨きをかけて弱みを弱みで感じさせない。このスタイルが身についたのは、こういった小学生のころからの経験だった。


大人になった今でもそのスタイルは生かされている。

例えば私は、自分の感覚として「0→1」のアイデアだしがすごく苦手だ。何もない状態から作り上げるということが苦手だ。もっとうまくなりたいと思っているが、まだまだ伸びしろ段階。

「そんなことないんじゃない?noteとかTwitterで発信してるし」

と思われるかもしれない。(思われないかもしれない笑)
それが可能なのは、自分の強みでもある「インプット量」のおかげだ。

私はいろんなアイデアを知るのが好きだ。
いろんな成功事例や失敗事例を知るのが好きだ。
いろんないい言葉、いい文章に触れるのが好きだ。

たくさんたくさんインプットする。その数あるインプットから自分の中でいいとこどりをして組み合わせた結果が自分の日々の発信になっている。「1→∞」にする力は「0→1」よりも自信を持っている。

つまり自分のアウトプットはインプットの賜物
インプットはすでにこの世に存在している「1」の情報を集める作業かもしれないけど、膨大な量の「1」を集め、組み合わせることで自分なりの「0→1」を生むようにしている。

弱みって誰しもにある。
それを嘆いていてもなくならないし、改善しようとしても弱みだったものが強みには簡単にはならない。

でも誰しも弱みとは別に強みがある。
その強みで弱みをカバーしちゃえばいい。

ここまでは「個人の中で完結」する話だったけど、これってチームでも同じことで。1人で完全体だったらチームなんていらない。でも完全じゃないから仲間が必要で。

誰かの弱みは誰かの強みが生かされる、だ。


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