日常にささやかな彩を

自分は実験というよりは、システムを検討しシミュレーションで実証するタイプの研究者なので、リモートで研究が進みます。

リモート、というか、家で引きこもっていてもパソコンがあれば研究できる。遠くにつなぐ必要がありません。

だから、特に人と会うことが憚れれたここ2年は、本当に人に直接会う機会が減っていて、外界と隔絶して思考ばかり。

そうこうしているうちに、なんというか生活というか、人格というか、精神にガタがきて、無気力状態になることがありました。

さすがに外界に出るきっかけを作らなくては、と考え、ただ遊びに行く友達もいないので、ない頭をひねった結果、カフェに行く、というのをしています。

これが意外と、面白い。
最近乗らなくなった自転車を整備して、いろんなカフェに行ってみるのですが、内装やら、コーヒーの種類やら、人の種類、いろんな違いがある。こだわりは理解しているようで理解していないが、それでも、毎回、何か前と違うな、と思う。味も、コーヒーなんて単に苦いだけだと思っていましたが、なんだか香りがあったり、酸味があったり。

そして、そんな、ささやかな刺激でも、意外と気分は変わるものなんだなと、思う今日この頃です。

この間は神保町にあるGlitch Coffee and Roastersでエルパライソというコーヒーをアイスでいただきました。今まで飲んだどのコーヒーとも違う、フルーティーな酸味が、とても良い刺激になりました。

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