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カナダに来て1年が経ちました。


こんにちは。
本日、カナダ渡航から丸一年が経過しました

過ぎ去るのは早いようで、中身が濃すぎて出発時の記憶は遠い昔のようです。
この人生初の海外の挑戦が、ここまで充実したのも出会ってきた人たちのおかげです。

激動のこの1年、常に選択や挑戦に迫られるせわしない日々が続いています。11月頭にトロントからナイアガラに移って1カ月半強。その生活についてお話します。

ナイアガラでのお仕事はまさかの…


お仕事はなんと、鉄板焼きレストランのシェフをしています。
当初は英語の会話機会を増やすためにもサーバー志望だったのですが、いっぱいだったため未経験のクックとして働くことに。
鉄板焼きレストラン自体よくわかっていなかったのでキッチンで仕込みをして料理してクローズしての業務かと思いきや、
お客さんの前で料理を振舞うお仕事だったのです。
当然、ここは日本でなくカナダ、英語でのコミュニケーションとなります。

メニューに応じた調理法、英語での説明の流れ、最初に行うパフォーマンスなどを頭に叩き込まないといけません。入って間もなく、始業前にトレーニングとして包丁の扱い方から順番にマネージャーにマンツーマンで教えていただきました。最初はド素人の自分ができるか心配でしたが、段々とコツはつかんでいきました。

約1か月後、最初に客前で振舞った相手はトロントで語学学校に通っていた際のホストファミリーでした。緊張して震える手、パフォーマンスも少しの失敗はありましたが、彼女たちが優しく見守ってくれたこともあり、何とか大きなミスはなく終えることができました。

こなすお客さんの数が増えるにつれ、段々緊張もしなくなり、コミュニケーションを取りながら料理を届けるこの仕事がどんどん楽しくなっていきました。
ある時、一人のお客さんが調理後、「あなたのパフォーマンスは最高だった、ありがとう」とチップを渡してくれました。この時、心の底から嬉しい気持ちでいっぱいでした。
技術的な事や細かい仕事は苦手なほうですが、僕にはこういったコミュニケーションを通して人を楽しませることができる。今のお仕事はそうゆう意味ではまたとない経験です。

玉ねぎを組み立てて火山のようにするオニオンボルケーノや、大きな炎をつ
くるフランベも行います。この鉄板焼きパフォーマンスの一つの見所です。

母親にはあぶなかっしくて見てらんないと言われました(笑)


英語について

環境を変えた一つの理由である英語環境の構築。
その英語学習の状況について振り返ってみます。

引き続き、リスニング・シャドーイング・発音・語彙・リーディングの自分が決めたアプリや教材での英語学習は継続できています。毎日やらないと気が済まないまでの境地に達することができたのは大きいです。少しずつですが、そのインプットした内容が仕事などでうまくアウトプットできるようになってきました。
シェアハウスはネイティブのカナディアンと時々会話をすることもでき、先にも上げた仕事でも、英語で会話が必須の環境に身を置くことができています。結果的に、この挑戦はいい形で実っています。

一番物足りなさを感じている分野を挙げるとすると、リスニング。やはりネイティブのリンキングが詰まった早口に脳はまだまだ追いつきません。毎日の英語学習計画も、リスニングの比重をあげようと思っています。(と言いつつまだ出来ていない…)

日本に一旦帰ることに

家庭の事情で急遽、年末日本に帰ることになりました。
誰しもが必ずやってくる近親者の有事。
こんな時に海外生活をしていると大きな選択に迫られます。でも、これも人生、一つの節目としてまた新しい道を進んでいくしかない。
ということで、ナイアガラでのこの生活もたった2ヶ月という期間になります。この間でも人に恵まれ、貴重な経験をたくさん得ることができました。残り2週間弱もしっかり働いて楽しみつつ、来年に備えていこうと思います。

休日の過ごし方やナイアガラの魅力、また記事にできていない夏以降のカナダ生活については日本に戻っている際に順次上げていこうかなと思っています。
それでは!

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