おっちゃん

24卒/記者職志望 社会学系の学部です。ゼミでは国際人権について学んでいます。サークル…

おっちゃん

24卒/記者職志望 社会学系の学部です。ゼミでは国際人権について学んでいます。サークルでは学生新聞部に所属し、日々取材活動を行っています。不定期ですがテーマを決めて800字程度の作文、そして気になったニュースをピックアップして400~500字程度で感想を投稿しています。 #24卒

最近の記事

第5回 最下位

「いつもありがとうございます」。思いがけないタイトルのメールが目に飛び込んできた。関東の大学新聞部が一堂に会して行う、配布会の三日後のことだった。感謝をされるようなことをしただろうかと不思議に思いながらも、メールを開いてみた。 メールの送り主は、50代の男性からだった。「いつも丁寧な記事をありがとうございます。配布会にも行きました。毎回楽しみにしています」という言葉がつづられていた。 配布会は年に一度。一年の成果を発揮する集大成だ。部員の顔つきもやる気に満ち溢れていた。何

    • 私の後悔

      私の後悔は、高校時代に勉強だけに集中しようとしたことだ。私は受験に失敗しいわゆる滑り止めの学校に行くことになったので、高校では勉強一本に集中しようと考えていた。しかし、この選択が私の後悔につながることになる。勉強だけに取り組もうとしたことで、部活には入らなかった。さらに誘惑を断ち切ろうと周りの生徒には私から距離を置き、交友関係を築こうとはせず、その結果当然友達がおらず、困ったときに相談できる生徒がいなかった。また、同じクラスの生徒は私以外全員部活に入っていたことで「自分だけが

      • 第4回 習氏への権力集中

        今回は10月16日から同22日にかけて行われた中国共産党大会での習近平氏(以下習氏)について考えたい。 中国 3期目の習近平指導部スタート 経済立て直しが課題 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221024/k10013868211000.html 過激な軍事行動について懐疑的な発言をした李克強首相らが引退に追い込まれたように、習氏の周りに異議を唱えることができる人物がいなくなったことが最も問題だろう。私は大学のスポーツ新聞部で編集長と

        • 第3回 簡単には『させない』台湾統一

          16日から始まった第20回の中国共産党大会では、習近平氏は台湾統一について「武力行使を決して放棄しない。あらゆる選択肢を持ち続ける」と宣言し、台湾の威嚇を示した。 (2022年10月17日付 習主席、台湾問題めぐり武力行使の可能性も示唆 中国共産党大会) https://news.yahoo.co.jp/articles/0c9b93dccef2776f3a1690a28fdbac885fe66ad1 「いつでも台湾に攻撃できる」そう捉えることもできるように思える。だが、

        第5回 最下位

          第2回 医療個人データ 提供拡充

          医療のデジタル化 内閣府によって方針が決められた、医療機関などが保有する膨大な個人の医療記録「医療ビッグデータ」についてだ。 医療ビッグデータを創薬に生かす取り組みは、2018年に次世代医療基盤法で整備された。「医療ビッグデータ」活用と次世代医療基盤法については以下のURLから参照してもらいたい。 2022年1月内閣府健康・医療戦略推進事務局 https://www8.cao.go.jp/iryou/gaiyou/pdf/seidonogaiyou1.pdf 個人の医療

          第2回 医療個人データ 提供拡充

          第1回 出産準備金

          政府は、妊娠した女性を経済的に支援する「出産準備金」を創設する方向で調整に入った。詳しい内容はこちらから見てほしい。 https://mamastar.jp/bbs/comment.do?topicId=4154761 私はこの政策内容を見て、あまりにも「焼け石に水」ではないだろうかと感じた。一目見ると、産前ケアや赤ちゃんの一時預かりなど充実しているように見えるが、たった10万円で何ができると言うのか。 これは日本社会が子どもは親が育てるものという認識が一般論としてある

          第1回 出産準備金

          24卒が乗り越えるべき壁

          高い壁を乗り越えても、さらなる壁が立ちはだかる。大学生活を送る中で、そのことに実感している。大学生になるまで私が一番大きな壁だと思っていたのが、受験勉強だ。一日10時間以上勉強し志望校に合格することで、壁を乗り越えることができた。「これほど高い壁を越えたのだからもう壁はやってこないだろう」そう高を括っていた。 だが、現実は違った。次に新型コロナウイルスの影響で全てオンライン授業となり、友達ができないという壁にぶつかった。毎日画面に向かって家で授業を受け、課題を消化する。同級

          24卒が乗り越えるべき壁